支え合う２人。 4 ページ33
＊
翔 ｢ っ…たぁ… ｣
やっぱり磨けてなかった…よね。
こころが言ったように無意識に避けてたんだろうな…
こころ ｢ ごめんね…
あと少しだけど磨かせてね。 ｣
俺が悪いのにこころが謝ってくれる。
こころ ｢ よし、いいよぉ。 ｣
そう言われ、うがいをする。
出血しててね、
磨けてなかったことをさらに実感させられる。
こころ ｢ んふふ、お疲れさま。 ｣
翔 ｢ ん、ありがとう……… ｣
こころ ｢ いーえ。
ふふ、そんなに見つめないで？
本当になんとも思ってないから。 ｣
翔 ｢ ごめん、でも… ｣
こころ ｢ 嫌いになんてならないよ。
頑張ってね、言うのも治療も。 ｣
翔 ｢ ん…ありがとう ｣
そういったもののまた更にずるずると…
こころ ｢ しょーくん？頑張ろうよ。 ｣
翔 ｢ うん… ｣
こころ ｢ 行くだけでも。ね？ ｣
翔 ｢ …いい、今日は行かない… ｣
こころ ｢ … ｣
家に帰っても言えないで帰ってくるから
最近は情けなくて行くのも嫌になってきて…
でも、そんな俺に寄り添うように
こころは毎日心配してくれて声を掛けてくれる。
俺が部屋に行っちゃっても
追いかけずに、待っててくれるしさ。
翔 ｢ はぁ…っ…てぇ…な… ｣
最近は痛さも増してきて…ね。
神経抜いてしまえば
嘘のように痛くなくなるんだろうな…
なんて考えている自分がいるのも嫌だよね。
はじめに気づいた時なら、
この歯も抜髄せずに済んだのにさ。
そんなことをぼーっと考えてた。
結局、こころが頃合いを見て部屋に入ってきて、いつものように寄り添ってくれて。
｢ 私も翔くんに言うまで、ずーっとドキドキしてるから気持ちわかるよ。 ｣
｢ でもね、言わなかった時より、
言った時の方が治療が始まって怖いはずなのに…
言わない時より気持ちは安心する。 ｣
そんな風に声を掛けてくれる。
本当は心配かけたくないのから…
素直に治してもらえたらいいのに…
そんなことを思ってたその日の夜。
今までで最大の痛みが俺に襲ってきた…
＊
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みぃたん(プロフ) - 舞さん» こんばんは。遅くに申し訳ないです。リクエストのお話、最新パートにて更新しております。11月初め頃を目安に完結する予定です。よろしくお願いします！ (2019年10月28日 2時) (
レス) id: a39e123e76 (このIDを非表示/違反報告)
みぃたん(プロフ) - ウィスさん» こんばんは。遅くに申し訳ないです。リクエストのお話更新済みで、最新パートの初めに完結しております！よろしくお願いします。 (2019年10月28日 2時) (レス) id: a39e123e76 (このIDを非表示/違反報告)
みぃたん(プロフ) - 翔担さん» こんばんは！リクエストありがとうございます！こちら書かせていただきますので、気長にお待ちいただければと思います！これからもよろしくお願いします´`* 読んでくださってて嬉しいです！ (2019年2月11日 0時) (レス) id: a39e123e76 (このIDを非表示/違反報告)
翔担(プロフ) - 毎回この話を読んでいます。これからも頑張ってください。また次の作品も楽しみにしています。リクエストで潤くんが虫歯を隠して翔にぃに見つかり治療が嫌で逃げ回ってしまうのが見たいです。できれば…。 (2019年2月11日 0時) (レス) id: 3f36e13497 (このIDを非表示/違反報告)
みぃたん(プロフ) - かるぱすさん» こんばんは。リクエストありがとうございました！遅くなりましたが、5日より更新再開し、リクエストのお話を書きますのでよろしくお願いします´`* (2019年2月3日 17時) (レス) id: a39e123e76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃたん | 作成日時：2018年4月14日 21時
