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3. ページ3

あっさりと奪われてしまった私のファーストキス




昨日の一件から女子の視線が痛い痛い…







『おい』






由宇「来たー!お迎えだよ、ほら行っといで」





え、は?いや、ちょ!え?





「な、なに?」





『帰るぞ』






急に現れたかと思ったら…






何?





てか、この手!!





私は今女子の集団の真ん中を引き裂く様に





永瀬廉に腕を引かれて昇降口に向かっているらしい





え、なんで?





なんでこうなった?






私ただ由宇に連れられて体育館裏に行っただけ




だし、永瀬廉とも平野紫耀とも





関わったことも無かったのに!









「あ、あの!あの!すいません!」





『あ?なんや』






こ、こっわ…





「あの… 昨日のキスといい、今さっきのといい…なんなんですか?」






『別に』






うーわ、そっけな 〜




これで本当に王子様なわけ?






『つーか、お前もあそこにいたんだから俺のこと好きなんやろ?』





「は?いや、私は別に」





『あっそ、まぁいいや。取り敢えず、皆の前であんなキスしちまったんだからお前俺の彼女な』







はぁー??彼女??





なんで?




なんでそうなる?







「あの…永瀬くんには他に可愛い子が…」







そうだ、絶対私なんか選ぶわけが無い





突然永瀬廉が持っていたカバンをその場に落とした




かと思えばみるみる近付いて来る




そして気付けば壁と永瀬廉の間に。





何、この状況。








『お前に拒否権なんか無いねん。分かったか』





いや、待って待って待って




拒否権無いとか横暴過ぎませんか!!






『それから、明日から登下校一緒にするから寝坊すんなよ』





あの、色々勝手に決めないで下さーい!!





『聞いてんのか』






「は、はい…」






あの雰囲気で嫌とか言ったら何されるか…





考えただけでも恐ろしい





仕方無く頷くと満足そうに





自分の家に向かって歩いて行った






やっぱりどこが王子なのか分からないわ

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設定タグ:永瀬廉 , 平野紫耀 , King&Prince   
作品ジャンル:タレント
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ゆっぴー - 廉くんのツンデレ感クセになりそう。良かったです。大学 も卒業して2人が結婚までの物語を作ってください。 (2021年12月29日 0時) (レス) @page31 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
紅恋?*。(プロフ) - 平永 優樹さん» ありがとございます (2019年1月22日 2時) (レス) id: c3cd08a1bb (このIDを非表示/違反報告)
平永 優樹 - ヤバみ (2019年1月16日 22時) (レス) id: bfe14f6fc5 (このIDを非表示/違反報告)
紅恋?*。(プロフ) - れんれん大好きさん» 心臓が… (笑) その続きが気になる。読んでくれてありがとうございます。 (2019年1月12日 19時) (レス) id: c3cd08a1bb (このIDを非表示/違反報告)
れんれん大好き - やばかったです。心臓が…とりあえずきゅんきゅんしました。 (2019年1月11日 23時) (レス) id: 5a9046b055 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅恋。 | 作成日時:2018年11月14日 0時

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