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廊下をいつものように
女子の視線を感じながら歩く
『ちょっとここにいろ』
突然カバンを押し付け
女子集団を切り裂いて行く永瀬
何何？どうした？なにごと？
『俺の女のこと睨んでんじゃねぇよ』
後ろの方にいる女の子を壁ドンのように
押さえ付けたと思ったらそんなことを
言い放つ
お、俺の女？！
『あいつを選んだのは俺や。文句あんなら俺を睨めや』
睨む？
え、もしかして私あの子に睨まれてたってこと？
『ほんまダルいねん、だから女は面倒やねん』
気怠そうにそんなことを呟きながら
永瀬がこちらに戻って来れば
逃げる様に立ち去って行く女の子
『行くぞ』
「は、はい…」
守ってくれた…のかな？
とは思ったけれど
相変わらずの無愛想
「ね、永瀬くん、さっきは…ありがと。私のためだったんでしょ？」
『別に。当たり前のことやろ。女守るのなんて』
なんだろうか
認めたくはないが少しだけ
前を歩く永瀬の背中が
男らしくてかっこいい
ほんの一瞬だけ
今のだけ
王子様の顔を見たのかも知れない
『ほなまたな。明日も遅れんなよ』
「あ、はい、また明日…」
やっぱり無愛想なのは
相変わらずで
本当の永瀬がどこに隠れてるのかすら
全く見えない
「何なのあいつ」
母「素敵ね〜 恋って」
こ、恋？！
「そんなんじゃないから」
母「あらそう？」
恋とか青春とか
そんな綺麗なもんじゃない！！
「絶対違う」
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ゆっぴー - 廉くんのツンデレ感クセになりそう。良かったです。大学 も卒業して2人が結婚までの物語を作ってください。 (2021年12月29日 0時) (
レス) @page31 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
紅恋?*。(プロフ) - 平永 優樹さん» ありがとございます (2019年1月22日 2時) (レス) id: c3cd08a1bb (このIDを非表示/違反報告)
平永 優樹 - ヤバみ (2019年1月16日 22時) (レス) id: bfe14f6fc5 (このIDを非表示/違反報告)
紅恋?*。(プロフ) - れんれん大好きさん» 心臓が… (笑) その続きが気になる。読んでくれてありがとうございます。 (2019年1月12日 19時) (レス) id: c3cd08a1bb (このIDを非表示/違反報告)
れんれん大好き - やばかったです。心臓が…とりあえずきゅんきゅんしました。 (2019年1月11日 23時) (レス) id: 5a9046b055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅恋。 | 作成日時：2018年11月14日 0時
