頑張る【平古祥平】

2 ページ32

祥平のくしゃみに一笑い起きた後、開店のアラームが鳴り全員はのっそりと起き上がった。
手を洗ったり、客が来る前に手洗いを済ませたりした。



「お席にどうぞ。」
京野のエスコートで、客は席に座る。
注文(シェフのオススメのみだが)を受け、全員手際良く進んでいった。



・



・



「ありがとうございました」
最後の客が店を出る。
仕事が終わった全員はぐったりと座ったり、すぐ後片付けを始めたりする。

今日は珍しく祥平もぐったりの方だった。
「疲れた……」

萌絵が嘆き、祥平はため息をついた。

今日は心なしか体温が高い。
着々と体温は上がっている。

「祥平、後片付け終わった。帰るぞ。」
尾花に言われ、ハッと顔を上げる。

「え、あ……すいません。ありがとうございます」

3→←とか言ったとこで意味ねぇ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す