まじすか ページ22
*九十九さんありがとうございます
「ぶーんぶーんぶーんはらちりがらとるぶるん♪」
鼻歌を歌いながら掃除をする平古。
機嫌がかなりいいらしい。
「おろいりけれのろまらわらりにりおろはらならがらさらいりたらよろ♪」
…童謡なのも、ら行を入れながら歌う意味は知らないか、まあ楽しそうだからいいだろう。
「また掃除か。」
ビクッと肩を揺らし、バッと尾花を見る。
だが、鼻唄は聞いていなかったようだ。
ホッとしながら答える。
「好きなんで。先帰っていいですよ？」
「鍵あるから無理。」
尾花はどかっとソファーに座り、平古は気にせず掃除を続けた。
厨房はだいたい終わっているらしく、平古は客席の椅子や床を拭いている。
何でもないように見ている尾花だが、いつもより目がうるんでいて、ほほは赤い。
熱がある。
もちろん鈍感な祥平は全く気づいていない。
むしろ自ら始めたのに眠そうにしている。
殆ど手は止まっていて、こくり、こくりと首を縦に振っている。
体重をかけた拍子に椅子がガタッと動く。
ハッと目を覚まし、もう辞めるのか祥平は掃除道具を片付け始めた。
「尾花さん、終わりました。」
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柊 - 待ってます (2020年3月14日 23時) (
レス) id: 4dd29c1c3e (このIDを非表示/違反報告)
にな - 更新待ってます！^_^ (2020年3月13日 0時) (レス) id: 4dd29c1c3e (このIDを非表示/違反報告)
ひらがなみすず(プロフ) - hirocddgsさん» 了解しました！ (2020年3月6日 10時) (レス) id: c3925e2dd7 (このIDを非表示/違反報告)
hirocddgs(プロフ) - リクエストいいですか？柿谷が祥平のことが実はすきすぎてストーカーぽくなってしまって京野たちが助ける感じのが読みたいです。よければ書いてほしいです。 (2020年3月5日 22時) (レス) id: 9d0729a75d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ありがとうございます (2020年2月25日 22時) (レス) id: b9cd9183e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすず | 作成日時：2019年12月17日 6時
