風柱と共に

第四話 ページ10

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どうやら不死川さんの“育て”とやらはこの山を越えてさらに奥の山を越えた場所にあるらしい…




えぇ…まさかこの山たちを今から登って降りてを何回もするのぉぉぉ…





思ってた事が表情に出てたらしい





不「おら！この山越えねぇと鬼殺隊に入るなんざ程遠いぞ」



不死川さんにお尻を蹴られた



…痛い

なんでこの人は手加減ってものがないんだ…


あとなんでこの人あたしのお尻をそんな楽しそうな表情して蹴るの……






そんなあたしにお構い無しな不死川さんはスタスタ先を歩いてく




『ちょっと待ってくださいよ！！』


不「来ねぇなら置いてくからな〜」




後ろ手で手を振る不死川さんに追いつくために必死で走った

もう今までこんなに必死に走った事あったっけ？ってくらい走った



ほんとになんであの人歩いてんのにあたしは走らないと追いつかないの…！？

なんであの人あんなに歩くスピード早いの！？




もう！とちょっと怒りながら不死川さんに着いて行った

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