新婚? ページ1
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『っしょ……荷物はこれが最後っと!』
「荷台に残ってなかったか?」
『うん、お兄さんからこれが最後って受け取ったから大丈夫!』
Aの引っ越しの荷物が全て部屋に入った
ついに…念願だったAとの同棲ががが!!!
…兄ちゃんがいるのは、仕方ねぇけども…
同棲までしたら、あとは結婚だけじゃね?!
いや待て…同棲生活も存分に満喫したい
2人で旅行とか行ったりしてぇしなぁ…
『本当にこの部屋使って大丈夫?』
「ん、大丈夫だぜ。空き部屋状態だったから、Aの好きな様に使ってくれ」
『ふふ、ありがとう!』
「そうだ…俺ちょっと出掛ける用事あるから、家開けるけど良いか?」
『あ、うん。蘭ちゃんも出掛けてるの?』
「そそ、珍しく日中から気分良く出掛けった。誰か来ても出なくていいし、何かあったらすぐ連絡して!」
『はーい!竜くん、気を付けていってらっしゃい!』
「おう、サンキューな!」
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新婚かよ!!!!!
んで、
可愛すぎかよ!!!!
あんなん毎日されたら、俺耐えられねぇよ…!
と、取り敢えず行かなきゃ…
遅刻したら、ボコられるからな…!
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「ごめん、お待たせ」
待ち合わせの場所に辿り着けば、先に出掛けていた兄ちゃんが嬉しそうに待ってた
Aには敢えて言わなかったけど、今日は兄ちゃんと一緒にとある計画を立てて、別々に行動してた
蘭「お、やっと来たな〜」
竜「待たせちまった?」
蘭「いーや。どれにしようか色々とお店回ってたら、楽しくなっちゃって♡」
竜「なるほどね。Aには、出掛けてくるって言っただけだから、サクッと決めて帰ろうぜ」
蘭「だな。あまり待たせちゃうと、泣いちゃうかもしれねぇし?」
竜「引っ越してきて、初日に泣かせるとか最低じゃん…」
隣でヘラヘラ笑う兄ちゃんの腕を引っ張って、目的地に向かう
つっても、買い物は六本木周辺だけど…
流石にAを1人で待たせんのも、可哀想だし……
それそこ、兄ちゃんが言った通り…本当に泣かれたら、なんて思うと、長居出来ねぇ…!
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名無し - オリジナル作品のフラグ付いてますよ...!汗 (2023年4月21日 14時) (レス) id: bfdb5f37e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 | 作成日時:2023年3月2日 8時