続、男性声優さんたちと。

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榎木side

また会えた彼女の隣にちゃっかり座れた
カフェに入った瞬間彼女を見つけた自分を褒めたい

話しかけようかなと思った瞬間、
『あちっ、』と小さく聞こえた彼女の声が可愛くて
つい笑いながら声かけてしまった

本当はスマートに「やぁ、また会えたね」みたいなかんじにしたかったんだけどな〜笑

(舌をやけどしたんだろうな、涙目にぎゅんとときめいたのは内緒)


彼女の反応はいちいち微笑ましくておもしろくて
つい揶揄いたくなる

いまも、

榎木「ねぇ、教えてよ。」

『‥何も、言ってないですってば』

榎木「嘘だあ〜口動いてたの見たよおれ」

『え、みえてたんですか？』

榎木「やっぱ何か言ってたんじゃん。笑」

あ。って顔した、おもしろい子だな〜

見た目めっちゃ綺麗だし笑うと可愛い
そんな彼女のおもしろい一面が垣間見れる度嬉しくなる

このふわふわした気持ちは久しぶりだ、
これはきっとアレだ。と自分で確信する


榎木「‥‥ねぇ、これから時間ある？」

こんなに興味が湧いて、もっと知りたいと思える存在ができるなんて。

健人くんに言ったらびっくるするだろうなぁ


『特に予定は無いですが‥どうしたんですか？』

榎木「‥‥ちょっと歩かない？外天気も良いし」

丁度紅葉もピークだし、と上手く誘えただろうか。
このカフェでゆっくり話すのもいいが二人になりたい

会って再会して３度目。
たった数回会っただけでこんな気持ちにしてしまう彼女はどんなパワーを持ってるのか。笑


席から立って知った思ったより身長が小さいこと
使っていたテーブルをペーパーできちんと拭くこと
動作と共にふわりと優しいお花の香りがすること

小さなことでさえ彼女限定でときめきやすくなりました


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