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◆ 4 : 那須くん ページ4

.








賑やかな稽古場。

私たち7人だけでも十分なのに
それにやんちゃ盛りな6人が加わると
そりゃあもう凄い賑やかになる。








浮「 Aちゃーん! 」

「 ん〜浮所〜 」

浮「 ねぇやだ!飛貴! 」

「 浮所? 」

浮「 飛貴だってば!ひーだーか! 」

「 うーきーしょ! 」

浮「 もう!Aちゃんそれわざと?! 」








俺怒っちゃうからね!なんて
わざとらしくプンスカする飛貴。

その反応が可愛くてイタズラしちゃう、なんて
言ったら絶対に調子乗るから
一生言ってやんないんだけど。








龍「 Aちゃ〜ん! 」

「 あ!龍我! 」

龍「 ねぇ浮所じゃま!退けて! 」

浮「 あ、おい龍我! 」

龍「 僕のAちゃんなんだけど 」

浮「 龍我のじゃないし!俺のなの! 」

龍「 はぁ?それは絶対ないから! 」









目の前で繰り広げられるバトル ( ? ) を
呆れながら見る人と微笑みながら見る人と

… 1人だけ、なんか嫉妬してる人と。









「 はいはい、私はどっちのでもないからね〜 」

龍「 えぇ!ねぇ僕のでしょ? 」

浮「 いーや!俺のだよね? 」

「 龍我、那須くん嫉妬してるからそろそろ戻りな? 」

那「 っは、え、? 」

「 飛貴も!踊ってるところ見たいなぁ 」

龍「 え、那須嫉妬してるの? 」

浮「 !!飛貴って呼んでくれたから頑張るー! 」

那「 ちょ、Aちゃん、」








飛び跳ねて戻る飛貴と
キョトンとしながら那須の方を見つめる龍我。

那須くん、核心突かれてど焦りしてる (笑)
可愛いなぁ、正直者って。









「 なに?なすくんどうかした? 」

那「 べ、別に俺、嫉妬なんかっ、 」

「 あれ?なんだ〜〜してないのか〜 」

那「 え? 」

「 龍我!やっぱりおいで!那須くんなんでもないって! 」

龍「 那須変なのー 」









那須くんのところに行こうとしていた龍我を引き止めて戻せば
あからさまに顔が変わった那須くん。

変に強がってそんなこと言うから
ひょこひょこどっか行っちゃうんだよ!









「 龍我? 」

龍「 なーに?Aちゃん! 」

「 たまには那須くんにも甘えてあげてね 」

龍「 ??那須に? 」









いいから、ね?と
頭を撫でながらそう言えば
わかった!と笑顔で承諾してくれて


龍我がちゃんと言うこと聞いてくれる子でよかったね那須くん
好きならちゃんと認めなさい!









.

◇ 5 : 小悪魔→←◇ 3 : はるちゃん



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りお - すっごく面白いです!続き待ってます。 (2018年11月18日 14時) (レス) id: 7f7ccafea8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みに | 作成日時:2018年8月23日 0時

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