ハルハナ！ (ページ3)

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◇ 3 : はるちゃんページ3

. Mizuki .

『ねぇそうやーん、はるの携帯どこ？』

猪「その目の前にあるの何」

『あれ、これはるの？』

なんていうか、ザ・天然で

『ねぇみてみて優斗くん！
ここの相葉くんめっちゃかっこいい～！』

優「いやいや！二宮くんでしょ！」

『いーや！相葉くんなの！』

強火相葉担っていうか

『 Aちゃん！身長分けて！』

花「作ちゃんに言って～」

『じゃあ作ちゃん！』

作「はるちゃん大きくなっちゃうの？俺嫌だな～」

『んん、じゃあいらない！』

すっげー単純で
はな同様作ちゃんには甘い。

涼「はるちゃん？それ俺のメガネだよ？」

『知ってるよ？』

涼「あ、そう？」

『はしもっくんがいっつもかけてるから
はるもかけたらはしもっくんみたいになれるかなって思って！』

涼「ははっ、そっか」

愛嬌だって抜群で
しかも自覚ないとかまじで天然小悪魔。

しっかり者のはなと違って
どがつくほどの天然で、甘えん坊で

拗ねた時とかもうあからさまにわかるし
顔に出やすいんだよな。
頑張って隠そうとしてるんだけど
我慢しきれなくてすぐバレるし。

『あ！みずっくん！』

「ん、はる？」

『みて！どう？』

「 …… なにそれ」

『なにって、ラプンツェルだよ！知らないの？！』

「いや知ってるけど」

『 Aちゃんがやってくれたの』

似合うかな、なんてくるんっと1回転して
頭に色とりどりの花を付けた彼女は

正直言って、どのプリンセスよりも可愛い。

『んん、なんかみずっくん反応薄い！』

「え？」

『せっかくやってもらったのに、』

「じゃあなに、逆になんて言って欲しいの」

『えっ？！そ、それは … 』

「可愛いって言って欲しいの？」

『 … そりゃ、そうに決まってるじゃん …… 、』

俺が何とも思ってないと感じたのか
あからさまにシュンとなる目の前のお姫様。

仕方ないから、正直になってあげますか、

「 … はる」

『 … っ、( ピクッ ) 』

「可愛いよ、よく似合ってる」

『～～っ！むりっ！』

俺が可愛いって言ったら
毎回のように顔真っ赤にして逃げるんだもん

… ったく、こんなやつ
誰が可愛くないって思うんだよ、

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