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私の朝は窓から入ってくる光で始まる。
２段ベットの向かいにはまだ起きる気配もない96ちゃん。
そして下２つのベットはいつも通り空っぽで昨日の夜に並んでいた4つの服は私と96ちゃんのものだけになっている。
いかさんとふぁっきゅんははやいなぁ…
私より後に起きるのは体調が悪い時くらい。それ以外は私より早くこの部屋から出ていく2人。
少し緩いシャツに手を通しジャケットを羽織る。
短パンを履いたらブーツに足を通す。銃を引き出しから取り出して隠したらあとは96ちゃんを起こすだけ。
「96ちゃん起きてー先行くよ」
声をかければ目を擦りながら体を起こす96ちゃん。
寝起きが悪いわけじゃないのが救いかななんて思いながらキッチンまで向かう。
「センラさんおはよ。今日もありがと」
後から声をかけると綺麗な笑顔で返してくれるの…はずなんだけどな…
「なんかあった？」
船「昨日の夜海で流れてた子おったやん？」
「いたね」
船「目を覚ましたんはいいんやけど…だいぶやっかいな子なんよね」
「というと？」
島「んー…男好き、行くあてなしって感じかな…船から降りてくれなさそう」
「なーるほどね…怪我はどんな感じ？」
島「怪我という怪我はなし。疲労と飢えで倒れてた感じ。」
「よし。今すぐ海に突き落とす」
船「物騒やなぁ…w」
「めんどくさいの嫌じゃん？」
島「変に恨み買ってもなぁ」
船「僕らはまだしもうらさかと…いかさんが被害受けてるんですわ」
「様子見ってわけか…」
そういうことなんて困り顔で笑う2人…
善意で拾った女の子に日常を崩されるなんて誰が思っていたんだろう
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桜乙愛(プロフ) - 夜月さん» ありがとうございます！そう言って頂けると嬉しいです。 (2018年4月23日 21時) (
レス) id: 38e8bab20a (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - どうも、作品見させて頂いてます！とっても楽しく見させて頂いてます！これからも更新、頑張ってくださいね♪応援しています(^^) (2018年4月23日 20時) (レス) id: 51c7885456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜乙愛 | 作成日時：2018年4月14日 2時
