第32話：成人向け？【過去編 憐side 18】 ページ36
.
憐Side
「ただいまー。」
「お邪魔しまーす！」
「邪魔するなら帰って〜ｗ。」
「やだよｗ。」
そうやって玄関口でじゃれていると
澪華と鉢合わせた
「あ····」
「澪華······。」
「······。」
「はぁ、恋する青春じゃないんだから、早く本題に移れや。」
もう、言っちゃおう。
ここで言わないで、いつ言う！
今でしょ！
‘木×２’先生のだね。
「澪華。ごめん····。君のこと、君の気持ちを考えずに行動しちゃったことを謝りたい。」
「·····。」
「本当にごめん。君は俺の家に来た時、親のこととか、幼いながらも気を使ってくれてたのに····。年上の俺が、８歳も年上な俺がちゃんと気も使わずに君のプライベートを侵した。非は俺にしかないよ。」
「·····いの。」
「え？」
「もういいの。私も意地張り過ぎた。でもあんまり過去のことは聞かないでくれると嬉しいかな。またこうなっちゃうのも嫌だし、私の体はもう憐が居ないと寂しいって思っちゃうみたいだから。」
そう言って可愛い澪華は微笑む······
が、
『！』
「ちょっ澪華！」
これはまずい
「憐、お前少女に手ぇだす趣味してたのか···。お前がロリコンだったとはな。澪華ちゃん！かわいそうに！痛くなかった？腰大丈夫？」
「？」
ほら！誤解されてる！
「待って！違うから！ほら！澪華も‘？’ってなってるし！引かないで！」
「···分かったよ。そっちじゃないんだね？」
「勿論。」
「さっきから、何の話をしてるの〜？」
守りたい
この子を
この無邪気な笑顔を
俺が守りたい
でも、自分の身は自分で守れなきゃいけない
今後のために
生きていくために
「ううん。何でもないよ。·····あと澪華、それでも、一回だけ、君のために過去のこと、「Yes」か「No」かだけ、聞かせてくれない？」
「え·····」
.
第33話：仲直り【過去編 憐side19】→←第31話：不意に零れ落ちたモノ【過去編 憐side 17】
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猫のるなさん - 30000hitだぜ!!ありがとうございます。めざせ40000hit!! (2023年3月12日 21時) (
レス) id: 928b6badfd (このIDを非表示/違反報告)
猫のるなさん - 藍さん» ご指摘ありがとうございます。お詫びして訂正申し上げます。 (2023年2月25日 11時) (レス) id: 928b6badfd (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - 六月って、３１日あるっけ？ (2023年2月16日 7時) (レス) @page24 id: 67434a2a7f (このIDを非表示/違反報告)
猫のるなさん(プロフ) - 20000hitありがとうございます!! (2022年8月1日 14時) (レス) id: c5acda32be (このIDを非表示/違反報告)
猫のるなさん - ゆゆさん» ありがとう！ (2022年3月20日 21時) (レス) @page19 id: 928b6badfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫のるなさん | 作成日時：2021年10月16日 16時
