裏切られるってこんなにつらいんだね。#ヒロアカ #裏切り (ページ27)

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第23話：衝撃【過去編憐side 9】ページ27

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「で、拾い子(子供)と喧嘩って何？てか座れ。」

「ふふっ、ありがと。」

そうして俺は庭側に座った

証明を灯けずに、月明かりだけで話した

その日は雲一つない夜空で、満月が輝いていた

「実はね＿＿＿＿＿＿＿＿＿

そうして俺は、夜華にあの年明けすぐの日から今日まで、何があったかを説明した

「なるほど。澪華ちゃんの地雷を踏んじゃったと。」

「そういうこと。でも過去を聞かれただけでそうなるとは思えないんだよね。」

「そうか？」

「そうだよ！」

現在進行中で、澪華に疑似絶交されてるんだから。

「まー、本人に無理してでも理由を聞いて本気で謝ればいいんじゃないの？」

でも、そう簡単に行く事じゃない

「·······。」

「いつかは施設に預けるつもりなんだろうけど、仲直りしてからの方がいいと思うよ。」

「！」

忘れてた

彼女にはまだ素質(目)のことを話してなかった

「あの··さ。」

「おう。」

「俺が、澪華に睨まれたときの目が、君と、殺し屋(桜華)の目と一緒だったんだよ。」

「マジで？」

「マジ。」

「···そう。で、何が言いたいの？」

！

俺は····

「澪華の過去がヤクザ、殺し屋(裏世界の者)や敵(ヴィラン)の恨みを買うものだった場合、彼女には身を守る技術などが必要になる。彼女に、俺の知る、殺し屋の技術を、生き抜く技術を伝えたい。彼女には生きてほしい。だから今、馬鹿正直に聞いて技術を教える時(その時)に悪影響が出たら嫌だから聞きに行けないんだよね。」

「···私は、それでも聞きに行くべきだと思う。技術を教える時(その後)は私も手伝うから。」

「それでも…怖いんだ。怖いってちゃんと実感す(分か)るなんてね。殺し屋の俺が。」

「·······。」

俺が俯いた瞬間、俺の腹に衝撃が走る。

その次の瞬間、背中··に···も·······

····ん

気を失っていたのは何分だ？

塀に背中を打った。めっちゃ痛い

嗚呼、気付いたときには庭にいた。流石、桜華様だ。

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