何もかもが崩れた日 . (ページ28)

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28.ごめんねページ28

家にいたくない気持ちから、かなり早い時間に登校

するようになった。

次に教室に来るのは百、次は青髪の男の子、

次は轟くん、次は梅雨ちゃん

ポツポツと席が埋まっていく。

後ろの席には彼が来たようだ。

？「はよ」

昨日逆ギレして逃げ帰っちゃったんだよなあ。

怒ってそうだ。

？「人が挨拶してんのに無視か？あァ？」

「……」

？「いい度胸だなァおい「昨日はごめん」

？「…」

「、逆ギレして逃げ帰っちゃって」

「その、個性のこと、前向きに考える

踏ん切りつかなくて、当たっちゃった、ごめ

？「そんなこといーからまず挨拶返せや

人が挨拶してんだろ」

「…おはよ」

？「…別に、気にしてねえよ(ﾎﾞｿ)」

「そう」

後ろの彼は爆豪くんって言うらしい。

出席確認で知った。

ガラ悪そうに見えて、実は心優しい彼は、

毎時間、は持ったけど、よく話しかけてくれる。

今日は屋上でごはんに誘われた。

でもこれは、一件なかよしな感じに聞こえるけど

個性のことを吐かされる予定だ。

正直バックれようかと思っている。

でも多分、これ逃したらなかなか自分では前に

踏み出せないだろうし、

やっぱ行ってみよう

危なそうだったら戻ってくることにして。