番外編 ページ9
前編が1000hitを超えました。ありがとうございます！
と言うことで本編は盛り上がっておりますがたらたらと番外編を書かせていただきます。
＊＊
「そう言えばAちゃんって彼氏とかいたことないん？」
昼休み。折角だから女子達と食べようと食堂にて集まっていたら、向かいに座っていたお茶子ちゃんが私に尋ねる。
首傾げるの可愛いね。
「彼氏？はは、まさかぁ、いないよ。」
「えー！意外！」
意外って何だ。いなさそうだろ。人見知りだし。まあ三奈ちゃん可愛いから良いけど。
あ、ちなみに私は梅雨ちゃんみたくAちゃんと呼んでもらうことにしました。可愛い子に名前呼ばれて嬉しいです。
「告白とかされないの？」
「告白……されたことないかなぁ。」
なんだ、やっぱり若い女の子は恋ばなが好きなのかな？可愛いね？
Aちゃん可愛いのに、と言われたのでそんなことないよと返す。絶対皆の方が顔面偏差値高いからな。あと性格も可愛い。
……ああ、一度イレギュラーがあったなぁ。あんまり思い出したくないけど。
「イレギュラー…？」
「お、声に出してしまったか。」
隣に座っていた梅雨ちゃんがキョトン顔で繰り返す。可愛い。
「うん、あんまり大きな声では言えないんだけどね。」
小さい声で返したものの、耳の良いじろちゃんたちに聞こえたようでめちゃくちゃ聞かれた。
そんな良い話じゃないしむしろ気分悪くなるよ、とは言ったものの三奈ちゃんや透ちゃんはキラキラしている。
……いや、本当に胸糞悪い話だよ。
「……正式に告白されたことはないんだけどさ、前に一度超ド級のストーカーに遭ったことがあってね。」
え、と皆の顔がポカンとする。だから言ったじゃないか。
いやあもう昔の話だよ、と言葉を濁して席をたつ。食べ終わったし食堂混んでるし教室に戻らなきゃね。
「いやぁ懐かしいな…」
何とかあの空気をもとに戻し、無事教室に戻りました。
で、一人机で参考書を読むかっちゃんの背中にシャーペンを突き刺すと凄い勢いで振り返った。顔怖いね。
「何だよ」
「いやさ、食堂で皆と話してたんだけどさぁ。ひょんなことからあの話になって。」
お、戻ってきてる、と言う隣の瀬呂くんに手を振ってかっちゃんをみる。
あの話って何だよ、って顔をしていた。
「アレだよ。……熱烈ストーカー事件。」
「……え？」
あ、瀬呂くんにまで聞こえてたのか。申し訳ない。
目の前のかっちゃんはさっきよりも顔をしかめていた。
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柊夜(new)(プロフ) - リコさん» ありがとうございます〜！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2018年5月16日 18時) (
レス) id: ad6dd0d979 (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - 遅くなりましたがパート3おめでとうございます(*´∀｀)これからも更新頑張って下さい！応援しています(*´∀`)♪ (2018年5月16日 16時) (レス) id: 99beb34d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊夜(new) | 作成日時：2018年5月12日 15時
