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どうやら演習は対ロボット戦という噂が出回ってるらしい。
…これは教えるべきなのかな？でもあの喜んでる可愛い二人を悲しませたくないし…
「人でもロボでもぶっ飛ばすのは同じだろ。何がラクチンだアホが」
「アホとは何だアホとは！」
「うるせぇな！調整なんか勝手に出来るもんだろアホだろ！」
ありゃ、かっちゃん機嫌悪いみたいだね。
「個性の使い方ちょっと分かってきたか知らねえけどよてめぇはつくづく俺の神経逆なでするな。体育祭みてえなハンパな結果はいらねえ。次の期末なら個人成績で否が応にも優劣がつく。
完膚なきまでに差ァつけててめぇぶち殺してやる！轟！てめぇもな！！」
…はぁ。
「かっちゃん」
声をかけるも一度私を見ただけですぐに教室を出ていってしまう。まったく困ったねぇ。
戸惑っているクラスメイトを見渡す。…皆子供だなぁ。
「あー…変な空気にしちゃってごめんね。いっちゃんも轟くんも気にしないで。
また明日。」
小さく礼をして慌ててかっちゃんを追いかける。…大分遠いな。
「かっちゃん、」
ようやく追い付いて声をかけるもなにも言わない。何だ何だ、どうかしたのか。
でも私にできることもないしなぁ。仕方ない、一人で話すか。
「英語の範囲ってどこだっけぇ。私分詞苦手なんだよね。あと長文どうやって読めば良いのかなぁ、途中で飽きちゃうんだよねぇ。わかんない単語とか多くて。」
「……分詞に関しては参考書読めば分かる、長文でわかんねぇ単語出てきたら意味を推測するか最悪無視すりゃいい。」
「お」
ありがと〜さすがかっちゃん！と笑うと鼻で笑われた。
よかった、いつも通りだ。
一週間。
切島くんとレストランで勉強したり、体鍛えたり、とりあえず忙しかった。
んで、テストも無事終わり鳴り響くチャイムに安堵した。
今回も上位には入ってそうだな。よかった。
で、安心したのもつかの間。いよいよ演習テストだ。
目の前に先生達がずらっと並ぶ。
「それじゃあ演習試験を始めていく。この試験でももちろん赤点はある。林間合宿行きたけりゃみっともねぇヘマはするなよ。
諸君なら事前に情報を仕入れて何するか薄々わかってるとは思うが…」
と、ひょこっと校長が出てくる。可愛い。
「諸事情があって今回から内容を変更しちゃうのさ！これからは対人戦闘・活動を見据えたより実戦に近い教えを重視するのさ！
というわけで諸君らにはこれから２人１組でここにいる教師１人と戦闘を行ってもらう！」
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柊夜(new)(プロフ) - リコさん» ありがとうございます〜！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2018年5月16日 18時) (
レス) id: ad6dd0d979 (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - 遅くなりましたがパート3おめでとうございます(*´∀｀)これからも更新頑張って下さい！応援しています(*´∀`)♪ (2018年5月16日 16時) (レス) id: 99beb34d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊夜(new) | 作成日時：2018年5月12日 15時
