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で、くじを引く。
「8か」
「あ、僕とだね」
いっちゃんかぁ。可愛いね。
頑張ろーね、と肩をたたくついでにそっとGPSを取り付ける。
万が一、のためにね。
あ、かっちゃんは轟くんとか。って待て、尾白くんを困らせるな。
……ん、これはチャンス。
「まーまーかっちゃん落ち着きなよー」
どーん、と後ろから突撃するついでにGPSを仕込む。
案の定きっつい顔されたけど知りませーん。と轟くんのもとへ。
「……轟くん。
かっちゃんを、よろしくね。」
はてなマークを浮かべた轟くん。
いや、いいんだ。私なりのメッセージだから。
___そして、何分か経った。
ついさっきお茶子ちゃんと梅雨ちゃんが出発した。から、もうすぐだ。
「いっちゃん」
「ん？どうしたの？」
「………ごめんね」
私は洸太くんのところには行けないから。
いっちゃんの怪我を防げなくてごめんね。
そんな意味を込めて笑いかけると、何かを感じたのか不安そうに話しかけ…
……来た！
「な、なんで…。万全を期したハズじゃあ…
なんでヴィランがいるんだよぉ！？」
峰田くんの悲痛な叫びを聞き流し、私は気付かれないように森へと走る。
『みんな！
ヴィラン2名襲来！他にも複数いる可能性アリ！動ける者は直ちに施設へ！会敵しても決して交戦せず撤退を！』
マンダレイのテレパスか……
とにかく急ごう。
作戦変更、今ならお茶子ちゃん達を助けられる。トガちゃんに会う前に。
「……いた、お茶子ちゃん、梅雨ちゃん！」
「Aちゃん！」
どうなってるの、と言いたげな二人の肩に手を置く。
で、二人の後ろにワープを開く。
「今から施設に戻す。施設に襲撃に来る敵は全部泥だから殺していい。切島くん達は無駄に動かないように。
……伝言頼んだよ！」
え、と言いかけた二人を思いっきり押し、すぐにゲートを閉じる。
と、後ろから気配。
トガちゃん、だね。…駄目だ、ここで交戦している暇はない。
振り向かずにエンジンで突っ走る。
向かうはかっちゃんのところだ。
きっとかっちゃん達はさっきの二人みたいな方法じゃ簡単にワープしてくれない。
ならば…どうすればいい？
と、ぞくっとした間隔。テレパスか！
『Ａ組Ｂ組総員！プロヒーロー、イレイザーヘッドの名に於いて戦闘を許可する！
繰り返す！Ａ組Ｂ組総員！戦闘を許可する！』
まだガスは止まってない、今のうちに手助けに…
いや、あそこまで行っている暇はない。とにかくかっちゃんを探そう。
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柊夜(new)(プロフ) - リコさん» ありがとうございます〜！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2018年5月16日 18時) (
レス) id: ad6dd0d979 (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - 遅くなりましたがパート3おめでとうございます(*´∀｀)これからも更新頑張って下さい！応援しています(*´∀`)♪ (2018年5月16日 16時) (レス) id: 99beb34d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊夜(new) | 作成日時：2018年5月12日 15時
