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「AちゃんってA組男子の中なら誰と付き合いたい！？」
「お、おう」
予想はしてたよ。けどホントにぐいぐい来るね。好きなの？
と、思いつつ頭の中にA組男子の顔を思い浮かべる。うーん、付き合いたい、かぁ…
「どーだろ……皆そーゆーのよりは可愛い弟って感じだし……」
と言うと皆にえっ？という目で見られた。なんだよ。
隣の三奈ちゃんは不満そうな顔をした、と思ったらすぐに楽しそうな顔に変わる。
「じゃあ爆豪は？よく一緒にいるし」
「確かに爆豪ってAちゃんに甘いよね」
うんうん、と皆がじろちゃんの言葉に頷く。え、そうかな…大分爆破宣告されてるけど。
「まあかっちゃん格好いいよねぇ。……黙ってれば。」
口悪いからねー、とお茶子ちゃんが苦笑する。B組の子も頷いていたので多分学年共通でそう思ってるのだろう。すごいね。
それにちょっと怖いよね、雰囲気が。と一佳ちゃん。可愛い。
「怖いかぁ……結構良いところあるよ？頼めば何だかんだ手伝ってくれるし。あとわりと可愛いところもある。」
「てことはやっぱり好きなの！？」
いやホント好きだねこの手の話。お姉さんビックリだよ。
「やーほら、そういう話はかっちゃんに悪いでしょ。皆知ってるように我が道いくタイプだし。
……つーかかっちゃんって好きな人とか出来たことあるのかな。」
気になる。
うーん、と唸る私を見てニヤニヤのとまらない三奈ちゃん。可愛いから許すけどちょっと怖いよ。
「てか！ね、私の話はいいでしょー。ほら違う話でもしなさい。」
ね、と言って立ち上がる。えー、と頬を膨らます三奈ちゃん。可愛いだけやで。
…ん？
「あ」
腕がスーっとするな、と思ったらいつものヘアゴムがなくなってた。
どうしよ。
まあ髪は短いから結ばないんだけど、猫のストラップがついたやつなんだよね。昔かっちゃんにユーフォーキャッチャーで取ってもらった。
…ぬぅん。
「どうかしたの、Aちゃん？」
「…梅雨ちゃん、ちょっと着いてきてくれる？」
いいわ、と立ち上がってついてきてくれた梅雨ちゃんは本当にいい子だと思う。
廊下に出て、浴場へと向かう。
「何かあったの？」
「ん、ヘアゴム落としちゃったみたいで。」
ヘアゴム？と聞かれたので見た目を説明したけど見てないと云われた。どこで落としたかなぁ。
浴場や脱衣場も見たけど無かった。仕方ない、今度違うの取ってもらおう。
「明日からの訓練、どんな感じかなぁ」
キツイのは嫌だなぁ。
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柊夜(new)(プロフ) - リコさん» ありがとうございます〜！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2018年5月16日 18時) (
レス) id: ad6dd0d979 (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - 遅くなりましたがパート3おめでとうございます(*´∀｀)これからも更新頑張って下さい！応援しています(*´∀`)♪ (2018年5月16日 16時) (レス) id: 99beb34d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊夜(new) | 作成日時：2018年5月12日 15時
