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「マセガキ」
「お前に似てねえか？」
「似てねえよ！つうかてめえ喋ってんじゃねえぞ舐めプ野郎！」
「まあまあ落ち着きなよ」
確かに似てる気がする。口悪いところとか。いやでも洸太くんに失礼だね。
と思いつつかっちゃんと轟くんの間にはいる。
「大丈夫かっちゃん格好いいよ！」
「俺は？」
「可愛い系かな」
「緑谷は」
「弟みたい」
ショートコントか。焦凍コントか。やめとこ。
つか元気だねかっちゃん。フルスロットルじゃないですかやだー。
「バスから荷物を降ろせ。部屋に荷物を運んだら食堂にて夕食。その後入浴で就寝だ」
本格的なスタートは明日からだ、と云われた。無理耐えられない。
「「いただきまーす！」」
目の前に広がるご飯。
あ、無理だ、私少食なの。いやマジで。
ってことでかっちゃんといっちゃんの間でちびちびとお茶を飲む。
いやぁ皆いい食べっぷりだねぇ。お姉さん胃が弱いんよ。
「かっちゃんあげる」
「…てめぇ食わねーのか」
「無理、入んない。」
いっちゃんにもあげる、と差し出すとありがとうと笑ってもらえた。可愛い。
あ、そう言えば。
「あの子が心配？」
「え！？…うん。ちょっと気になるなって。」
チラリとうかがう視線の先には野菜を運ぶ洸太くん。うん、確かに大分ひねくれちゃったよね。
ま、いっちゃんがいれば大丈夫だろうけど。
「露天風呂だ！」
「広いわね」
「ね」
梅雨ちゃん可愛いですね。
そういや皆忘れてそうだけど私実は眼鏡族なんですよ。今は外してます。まあそんなにひどく悪い訳じゃないけどね。
先にわーっと髪とかを洗って露天風呂へ向かう。空が広い。
…ん？
「どったのAちゃん？」
「三奈ちゃんか。や、何か聞こえない？」
隣の三奈ちゃんがそうかなーと首をかしげる。いや、確実に聞こえてる。峰田くんか。
と。
「ヒーロー以前に人のあれこれから学び直せ」
ひょこっと出てきた洸太くんがぺしっと何かを叩いた。
わ、やっぱり。
「やっぱり峰田ちゃんサイテーね」
「ありがと洸汰くーん！」
いぇーい、と親指をたてる三奈ちゃん。
すると洸太くんは一気に顔を赤くして後ろに倒れる。
初だねぇ。…じゃなくて。
「うええ洸太くん大丈夫！？」
慌てて仕切りに向かって叫ぶといっちゃんの大丈夫、という声が聞こえる。
キャッチしたのか。さすが。
「心配だからちょっと見てくる。先出てるねー。」
うん、と送り出してくれた皆に手を振って急いで風呂を出た。
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柊夜(new)(プロフ) - リコさん» ありがとうございます〜！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2018年5月16日 18時) (
レス) id: ad6dd0d979 (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - 遅くなりましたがパート3おめでとうございます(*´∀｀)これからも更新頑張って下さい！応援しています(*´∀`)♪ (2018年5月16日 16時) (レス) id: 99beb34d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊夜(new) | 作成日時：2018年5月12日 15時
