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「行きたかったのになぁ…」
ごめんねー！と手を振りながら学校を出てきました。
うぅん、ちゃっかり行って偶然狙うしかないかな…
「ババアがてめェ連れてこいってうるせぇから明日来い」
「へ、光己さんが？」
マジか。何かしたっけ。
何で？と聞くと私だけじゃなくお母さんを呼んでいるらしい。マジで何したんだ。
そう言えばもうすぐ林間合宿か、USJ以来の頑張り所だな。とりあえず黒霧さんのワープを使えるようにしよう。
最優先事項はかっちゃんを安全な位置へ飛ばすこと。悪いけどお茶子ちゃんと梅雨ちゃんには少し耐えてもらおう。
と言うことは最初の二日間ですべての個性をちゃんと使えるようになる必要があるわけだ。
「オイ」
「ん？」
「……次勝手にやらかしたらブッ飛ばすからな。」
「急に怖い」
顔に出ていたか。いけないいけない。
大丈夫、知っている分私は有利なんだから。ちゃんとやりきらなきゃね。
ぴんぽーん。
「はい」
「わー勝己くん久しぶり！大きくなったねー！」
「…どうも。」
やめてお母さん恥ずかしいから。
どうも私よりテンションがおかしいお母さん。まあ可愛いから良いけれども。
相変わらずセンスの良い私服のかっちゃんを拝みつつ家にはいる。
お母さん同士で話があるみたいなので、折角だからかっちゃんの部屋にお邪魔した。
「相変わらず綺麗だねぇ。意外と。」
「意外って何だ普通だろ」
いや普通じゃないわ。私の部屋の方が汚いわ。
かっちゃんは自分の学習机についている椅子に座ったのでとりあえずベットに飛び込む。めっちゃフカフカ！！
「何話してるんだろうねぇ。」
「知るか。」
わお冷たい。
あそうだかっちゃんアルバム見せてーとせがむとめちゃくちゃ面倒そうな顔をされながら持ってきてくれた。優しいね。
足をバタバタさせる私を横目にベットの縁に腰を掛けたかっちゃんはアルバムを私の目の前に置く。
「お、懐かしいね。」
ぴら、とめくってすぐに見つけたのはかっちゃんと私といっちゃんの三人で映っている写真。
並んでピースをしている。幼くて可愛いね。
「また遊べたらなぁ…」
マリカとかならいっちゃんに負けない気がする。多分テトリスとかだと二人にぼろ負けするから嫌だ。
「……どうしてもてめェが遊びてぇなら勝手に誘え。」
「お」
デレてる？ねえデレてる？？と煽るとぺしっと叩かれました。痛い。
意外と量の多いアルバムを見ていただけで、時間はあっという間にすぎていった。
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柊夜(new)(プロフ) - リコさん» ありがとうございます〜！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2018年5月16日 18時) (
レス) id: ad6dd0d979 (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - 遅くなりましたがパート3おめでとうございます(*´∀｀)これからも更新頑張って下さい！応援しています(*´∀`)♪ (2018年5月16日 16時) (レス) id: 99beb34d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊夜(new) | 作成日時：2018年5月12日 15時
