４５ ページ46
五条「ま、Aの
『ホンダイ？？』
私は頭にハテナを浮かべる。
当たり前だ。
私は自分の能力、
どうやら五条さんにとってこの話はただの手始めに過ぎなかったようで、本人曰く本題というものがあるそうだ。
五条「は〜い、じゃあさっそくAちゃんにビッグニュース！」
『ビッグ.....ニュース？？』
五条「なんだと思う？？なんだと思う？？」
『さぁ、なんでしょう？』
五条さんの方がワクワクしているので逆にこちらは冷めてしまい、早く言ってくれと言わんばかりに適当にあしらった。
「ちぇー」とおもんなそうにする五条さんを急かすように、もう一度「なんですか？」と追い質問をする。
五条「実は、初の単独任務の内容が決定しました〜！！いぇ〜い！！」
思わず五条さんの言葉に耳を疑う。
そして、何よりも驚きなのが私の冷静さだ。
もう少し喜ぶとかしてもいいんじゃないか、と思うくらいに棒読みで「いぇーい」と返した。
だって五条さんが私よりも盛り上がるから....。
五条「内容は、雄英高校1年ヒーロー科、強化合宿の護衛！」
『......はい？』
またまた五条さんの言葉に耳を疑った。
え？ヒーロー科の護衛？どういうこと？？
『ちょっ、ちょ、待ってくださいどういうことですか？？』
五条「え？そのまんまの意味だけど」
『そうじゃなくて....！』
話を聞いてみると、なにやら護衛というのも後衛のお仕事らしいのだ。
正体は明かさなくていいらしく、ただ見守るだけでいいのだとか。
初めは全くの必要性を感じなかった。
しかし、どうやら話を聞いていくと、ヒーロー科の強化合宿の日にヴィラン連合が動くという情報が既に五条さんの耳には入っていたらしい。
ヒーロー界と比べ物にならないほど呪術界は裏社会に携わっているため、そんな情報くらい容易く手に入ってしまう。
だから信憑性しかない。
しかし、私は五条さんがあえて言わなかったことを知っている。
呪術界ではヒーロー科の護衛、と綺麗事で済まされているが結果ヒーロー科の安全云々はどうでもいい。
ただ、ヴィランと繋がる呪術関係、そして呪詛師などの情報を掴めればそれでいい。
ようやく私もワクワクしてきた。
初めての単独任務が楽しみだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 543人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひよこ(プロフ) - 星雀さん» そのまま口角が一周するくらいまでニヤニヤしちゃってください！笑、読んでくださってありがとうございます！ (2月24日 0時) (
レス) id: e8e266fc43 (このIDを非表示/違反報告)
星雀(プロフ) - ニヤニヤしまくりで口角吹き飛んだんですけどどうすればいいですか！？(笑) (2月13日 17時) (レス) @page50 id: cb3ce32ba5 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 莉緒さん» なによりの言葉です、嬉しすぎます！ありがとうございます！ (1月27日 17時) (レス) id: a2bbe4e09f (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - 見てます！！！めっちゃ楽しんで読んでます！！！ (1月27日 14時) (レス) @page50 id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - エリスさん» わざわざありがとうございます！！こんなに長くお待たせしてしまったのに、まだ見ていてくださっていて感激でしかありません！ありがとうございます...！ (1月26日 23時) (レス) id: 3fc035aadc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひよこ | 作成日時：2023年11月13日 14時
