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五条「まぁそんなことは置いといて...。なにか僕に話あったんでしょ？」
まるで五条さんが持ち出した話だとは思えないほど、清々しく本人によって切り上げられ、本題を持ち出された。
しかし今はそんな五条さんの自分勝手さにも救われたような気がする。
私は変に心につっかかっているものを一旦知らないふりをして、本題を話し始めた。
『今日、呪霊に足を引っ張られて線路の上に取り残されていた男の子を助けたんです。そのときに妙なことが起こって＿＿』
私が途中まで話したときだ。
五条さんは一度心当たりがあるように声を上げた。
詳細は恵に話していないので五条さんが知るわけもなかったのに、知っているような素ぶりで声を上げたのだ。
私がそれを不思議に思い、理由を聞こうとした。
そのとき、ふと耳に当てていたスマホのバイブが鳴り、新着メッセージのお知らせがきた。
送り主は五条さんだ。
メッセージを開けると、謎のURLだけがポツリと送られてきていて妙な不気味さを感じさせた。
それでも信頼する五条さんだ。
私の話と関係があるのは分かっていたので、そのURLをおそるおそる開こうとした。
五条「ストーーーーップ！！」
『わっ！！な、なんですか！？』
いきなり音割れがするほど叫んだかと思えば、五条さんは珍しく焦ったようにさっきのURLを送信削除した。
五条「まさかだけど見てないよね？？」
『はい.....』
五条「いやぁ〜、危うく僕のソウイウ事情がバレるところだったよ」
『はい.....？』
五条「あー、ごめんごめん。こっちの話ね」
何度も念押しで見ていないことを確認して満足したのか、またまたこの人が意味深なことを言い出した。
いったい五条さんは私になんのURLを誤送信したのだろう。
気になるのは勿論だが、なんとなく知らない方がいいと思ってこれ以上は考えないことにした。
『五条さん、これって......』
今度こそ誤りなく送られてきたURLは、私が知っている光景の動画だった。
そう、私が線路で助けたときの光景だ。
五条さん曰くもうネットで広まっているらしく、かなり高評価されているんだとか。
私も試しにコメントを見てみると、将来ヒーローになることを期待する声が多く書き込まれていた。
そのコメントに心がズキ、と痛んだが、五条さんがこれを見せてきたのには明確な意図がある。
だから私は五条さんの言葉を待った。
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ひよこ(プロフ) - 星雀さん» そのまま口角が一周するくらいまでニヤニヤしちゃってください！笑、読んでくださってありがとうございます！ (2月24日 0時) (
レス) id: e8e266fc43 (このIDを非表示/違反報告)
星雀(プロフ) - ニヤニヤしまくりで口角吹き飛んだんですけどどうすればいいですか！？(笑) (2月13日 17時) (レス) @page50 id: cb3ce32ba5 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 莉緒さん» なによりの言葉です、嬉しすぎます！ありがとうございます！ (1月27日 17時) (レス) id: a2bbe4e09f (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - 見てます！！！めっちゃ楽しんで読んでます！！！ (1月27日 14時) (レス) @page50 id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - エリスさん» わざわざありがとうございます！！こんなに長くお待たせしてしまったのに、まだ見ていてくださっていて感激でしかありません！ありがとうございます...！ (1月26日 23時) (レス) id: 3fc035aadc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこ | 作成日時：2023年11月13日 14時
