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今日は内容がとても濃い1日すぎて、一生分の気力を使った気がする。
しかし、そんな1日の中でもこの"下校時間"が私の戦場、いわば1番の盛り上がりになるだろう。
さて、七瀬A。
爆豪「帰ンぞ」
この
まずはダメ押しで用事を言い訳に断ってみることにした。
『今日用事あって急いでるから一緒に帰れない』
爆豪「なら尚更急げや」
知ってた。
無理だろうね。
しかし私も脅された身だ。
こんな一度で引き下がるほど決意は緩くない。
『あ、今日は唯と帰る約束してたんだった！ごめんね爆豪くん、じゃあね！』
爆豪「待てや」
勢いよく爆豪くんの隣を走り抜けようとすれば、パシッと手首を掴まれる。
何度も振り払おうとしたものの、さすがヒーロー科、そして体育祭堂々１位。
振り払えないどころか全くぴくりともしない。
あぁ、詰みだ。
そう思った瞬間、爆豪くんの赤い瞳と目が合う。
爆豪「俺と帰ンのが嫌なだけだろ」
『ち、ちがう、そんなつもりじゃ、』
爆豪「てめェとは出会って一ヶ月も経ってねェけど、嘘くれぇ分かるわ」
このままじゃ全部見透かされてしまう、そう思った私は下を向いた。
というか、この頃下を向くのがクセになっている。
下を向いて黙り込んだ私を見た爆豪くんが、「で、なンだよ」と更に理由を求めてくるのでだらだらと冷や汗が流れる。
紬ちゃんとのことがバレたら、私はどうなるか分からない。
そんな恐怖心から、私はさらに決意を固めて今度はあいているもう一方の手で爆豪くんの体を押した。
油断をしていたのか、少しよろけた爆豪くんは驚いたような目でコチラを見ている。
が、そこまでして私は肝心の浴びせる言葉が思いつかず、顔合わせから思ってたことを言うことになる。
『....ぅ、敬語くらい使えよばぁか！！』
結局、爆豪くんには逆らえずに大人しく一緒に帰った。
あぁ、明日わたし生きてるかな。
なんてことを考えながら。
爆豪「で、七瀬先輩？誰に仕込まれたンすかァ？」
『な、なにが？』
爆豪「てめェしらばっくれてンじゃねえぞ.....」
さらに爆豪くんには全てお見通しだったみたいで、全て話すしか術はなかった。
黙っといて、なんて念を押したが爆豪くんの目はギラギラとしていて私は諦めるしかなかった。
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ひよこ(プロフ) - 星雀さん» そのまま口角が一周するくらいまでニヤニヤしちゃってください！笑、読んでくださってありがとうございます！ (2月24日 0時) (
レス) id: e8e266fc43 (このIDを非表示/違反報告)
星雀(プロフ) - ニヤニヤしまくりで口角吹き飛んだんですけどどうすればいいですか！？(笑) (2月13日 17時) (レス) @page50 id: cb3ce32ba5 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 莉緒さん» なによりの言葉です、嬉しすぎます！ありがとうございます！ (1月27日 17時) (レス) id: a2bbe4e09f (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - 見てます！！！めっちゃ楽しんで読んでます！！！ (1月27日 14時) (レス) @page50 id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - エリスさん» わざわざありがとうございます！！こんなに長くお待たせしてしまったのに、まだ見ていてくださっていて感激でしかありません！ありがとうございます...！ (1月26日 23時) (レス) id: 3fc035aadc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこ | 作成日時：2023年11月13日 14時
