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女子というのは、怖い生き物だとつくづく思う。
女子A「んで、どういうつもりなの？」
『......というと？』
女子B「は！？
女子Aこと紬は普通科第二学年でも有名な、いわゆる"爆豪勝己ガチ恋勢"だ。
確かこの紬という人が、爆豪勝己のファンクラブを開設したとか、そんなウワサを聞いたことがある。
別に誰が誰に恋したっていいと思うけど......。
本気で恋してるからこそ、私みたいな急に現れて爆豪くんと親しくなってる奴が許せないんだろう。
昼食の後、放課後空き教室で、というわかりやすい呼び出しをくらっていた。
てか高校でもこんな幼稚くさいことするんだ.......。
なんていうか、よく雄英入れたな、と思う。
紬「あのさぁ、フツーにウチら接点ないけど知ってるよね？私が本気で勝己くんのこと好きなコトくらい」
『知ってるよ』
女子B「それがどういうつもりだって言ってんの！！」
女子B......の方は、紬ちゃんの友達なんだろうか。
私が発言するたびに怒鳴ってきて、耳がキーンとする。
今私は何食わぬ顔で2人に攻められているが、内心今にも泣き出しそうな気持ちでいっぱいだ。
怖いもん。
紬「私の言いたいことは伝わった？分かったのなら、今後勝己くんには近づかないでね。私のだから」
『......はい』
女子B「紬許すの〜？優し〜」
ニコリと手のひら返しのような笑顔を向けられ、私はこれ以上イラつかせないようにと頷いた。
なんにしろ、爆豪くんとの関係にもともと恋愛の"れ"の字もなかった私たちだし、今更距離を取ったってなんの違和感もないし、なんの問題もない。
ズキン、と心が痛んだ。
『紬ちゃん』
紬「ん？」
その理由を心の奥底へ埋めるように、私は紬ちゃんの名前を呼ぶ。
今度は優しい笑顔を向けられたので、よかった、怒ってない、という安堵で強張った体から一気に力が抜けた。
『勘違いさせちゃってごめんね。本当に爆豪くんとは何もないんだ。だから......
頑張ってね、応援してる』
また、嘘をついた。
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ひよこ(プロフ) - 星雀さん» そのまま口角が一周するくらいまでニヤニヤしちゃってください！笑、読んでくださってありがとうございます！ (2月24日 0時) (
レス) id: e8e266fc43 (このIDを非表示/違反報告)
星雀(プロフ) - ニヤニヤしまくりで口角吹き飛んだんですけどどうすればいいですか！？(笑) (2月13日 17時) (レス) @page50 id: cb3ce32ba5 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 莉緒さん» なによりの言葉です、嬉しすぎます！ありがとうございます！ (1月27日 17時) (レス) id: a2bbe4e09f (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - 見てます！！！めっちゃ楽しんで読んでます！！！ (1月27日 14時) (レス) @page50 id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - エリスさん» わざわざありがとうございます！！こんなに長くお待たせしてしまったのに、まだ見ていてくださっていて感激でしかありません！ありがとうございます...！ (1月26日 23時) (レス) id: 3fc035aadc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこ | 作成日時：2023年11月13日 14時
