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上鳴「で、先輩、ぶっちゃけ爆豪とはどーゆー関係なんすか！」
『ぶっちゃけって、普通に私の後輩だよ？』
爆豪「てめェらいい加減にしろや......」
私は今なぜか上鳴くん、切島くん、瀬呂くん、爆豪くんと食堂でお昼ご飯を一緒に食べている。
急すぎて自分でもなにがなんだか分からないが、とにかく無理やり爆豪くんに連れてこられて、気付けば他の3人も同じテーブルに座っていたというわけだ。
それが不服なのか、爆豪くんは先程から機嫌が悪くお昼ご飯が進んでいないようだった。
私は色んな質問を受けながらも机に置いていたお弁当を開ける。
爆豪「ソレ」
『ん？あぁ、手作りだよ？食べる？』
爆豪「ン」
私のお弁当を見るなり、爆豪くんが自分の持っていた箸を置いたので、欲しいのかと聞くと意外にも素直に返事をした。
しかしお弁当箱を差し出しても爆豪くんは私のお弁当に見向きもせず、体を乗り出して「あ」と口を開けるばかり。
『？』
爆豪「くれねえンかよ」
瀬呂「正直にあーんして欲しいって言えよなぁ」
『ｯえ、し、しないよ！？』
やれやれと瀬呂くんが言った通り「あーん」をして欲しいのか、いまだに口を開ける爆豪くんから目を逸らした。
こんな大勢の前で「あーん」なんて、できるわけないし、しないよ。
今日の朝の一件で敵が増えたというのに、そんなことすると更に敵が増えるじゃん。
それに、恥ずかしいし......。
チラリと爆豪くんを見ると、諦めたのか舌打ちをして身を乗り出すのをやめていた。
本当心臓に悪い後輩だな......。
なんて、乱れている心拍数を落ち着かせようと、今日いつもより上手くできただし巻き卵を箸に取る。
すると、諦めたかと思った爆豪くんがまた身を乗り出して、私の箸からだし巻き卵を食べてしまった。
その瞬間、顔に一気に熱が集まるのが自分でも分かった。
『爆豪くん！？......ｯばか！』
爆豪「ハッ、ゆでだこみてェ」
ゆでだこみてえ、じゃないよ。
間接キスなんて意識してないんだろうな。
.....あれ、てかなんで私意識してんの？
ドキドキといまだにうるさく主張する胸の高鳴りを自覚したとたん、爆豪くんの顔が見れなくなる。
その時、ドンッと背中に衝撃を感じて振り向くと、同じ学年の普通科の女の子がいた。
きゃー、なんて3人が爆豪くんを茶化している間、私はもう一度違う意味で呟いた。
『爆豪くんのばか......』
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ひよこ(プロフ) - 星雀さん» そのまま口角が一周するくらいまでニヤニヤしちゃってください！笑、読んでくださってありがとうございます！ (2月24日 0時) (
レス) id: e8e266fc43 (このIDを非表示/違反報告)
星雀(プロフ) - ニヤニヤしまくりで口角吹き飛んだんですけどどうすればいいですか！？(笑) (2月13日 17時) (レス) @page50 id: cb3ce32ba5 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 莉緒さん» なによりの言葉です、嬉しすぎます！ありがとうございます！ (1月27日 17時) (レス) id: a2bbe4e09f (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - 見てます！！！めっちゃ楽しんで読んでます！！！ (1月27日 14時) (レス) @page50 id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - エリスさん» わざわざありがとうございます！！こんなに長くお待たせしてしまったのに、まだ見ていてくださっていて感激でしかありません！ありがとうございます...！ (1月26日 23時) (レス) id: 3fc035aadc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこ | 作成日時：2023年11月13日 14時
