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そのじゅうよん。 ページ14

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SIDE 緑谷 出久


___保健室から教室への帰り道


「疲れた…‼」

個性把握テストによってただでさえ疲れていたのに、指の治療のせいかより一層の疲れを感じる。


今回の個性把握テスト…最下位除籍処分は合理的虚偽ということで、とりあえず助かったけれど僕にはできないことが多すぎた。

最下位からのスタート…これから学ばなければならないこともたくさんある。
憧れに…オールマイトに近づくために…!

「やぁ、緑谷少年‼」

「わっ、オールマイト‼」

オールマイトはシーッと指を唇に当てると慌てて周りをキョロキョロと見回す。

またやってしまった…‼幸い誰も居なかったから良いが、公共の場でトゥルーフォームの時に大きな声でオールマイトと呼んでしまった…‼
気をつけないと


「すっ、すみませんでした」

「…緑谷少年」

オールマイトは僕の名前を呼ぶとそっと肩に手を置く。
その姿はトゥルーフォームのはずなのに、どこかマッスルフォームの気迫を感じさせた。

思わず息を飲む。


「…いいじゃないか、少年‼カッコよかったよ‼」

「…っえ⁉」


オールマイトはさっきの個性把握テストを見ていたらしい。
僕のボール投げを見て最大限を最小限にということを思いつく柔軟さと諦めない姿勢について、さすがだと褒めてくれたが、僕の顔は晴れない。

「でも…せっかく見込んでもらったのに…散々な結果でした…最下位でしたし…」


僕がそう伝えるとオールマイトは笑う。

「言っただろう、与えられたばかりの個性を使いこなすなんて、尻尾が生えたばかりの人間に芸をして見せろと言うようなものだと」


「それに、あそこにいる全員が優秀な者たちが努力してきた、それこそほんの一握りの金の卵だ。…もちろん、君もだ。緑谷少年‼」


オールマイトにそう告げられ、気持ちが少し上を向く。

オールマイトにもそれが分かったのか、満足そうに頷くと「頑張れよ、少年」と言いながらくるりと背を向けて帰ろうとした。



その時、ずっとオールマイトに話さなければ、と思っていたことを思い出す。

「…あ、あの‼待ってください‼個性のことでお話が______



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そのじゅうご。→←そのじゅうさん。


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設定キーワード:ヒロアカ , 僕のヒーローアカデミア , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:白波(鶏) | 作成日時:2018年10月14日 21時

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