No.226 醜い争い ページ40
*美染 side*
「あのさぁ君たち……？ 一番最初に声を上げたのは僕なんだけど!?!? 邪魔しないでくれるかなぁ!?!?」
「オメーは散々I・アイランドで薬使の世話焼いたろーが！！！ 一人だけ美味しいとこ持っていきやがってよォ！！！」
「そーだそーだ！！ たまには譲れよ俺らにも！！」
「いいや譲らないね！！ 大体薬使だって、お前らみたいなガサツな連中に髪なんて乾かされたくないだろうさ！！」
「あの…もう誰でもいいから、早く乾かしてくれたほうがありがたいんだけど……」
何がきっかけになったのかよくわからないまま、なぜか私の髪を乾かす役目争奪戦が始まってしまった。
ちなみに参加者は、寧人、徹鐵、硬成の三名。
「バカだな、こいつら」
「なんて醜い争い……」
呆れた目で見守る飛竜に続き、茨が嘆かわしそうに呟く。
「元気だなぁ、あいつら」
そう言いながらおもむろに私の背後に腰を下ろした柔造が、手に持っていたドライヤーのスイッチをオンにした。
「熱くない？ 薬使」
「うん、平気」
さらっと髪を乾かし始めてくれた柔造だったが、争いが白熱しているせいか例の三人は気付いていないらしい。
そんなに誰かの髪乾かしたいなら、他の女の子にやってあげればいいのに……。
そんなことを思いながら大人しく髪を乾かされていると、ふと柔造が何かに気付いたように口を開いた。
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空文 晴霧(プロフ) - まいねーむいずオタッキーちゃん！さん» B組好き切実に増えてほしいですね！！(ちなみにハイキューも好きです(笑)) (2022年11月24日 7時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
まいねーむいずオタッキーちゃん！ - Ｂ組の皆...惚れてまうやろ！(別アニメ←ハイキュー!!) (2022年11月24日 6時) (レス) @page46 id: 78bf642dad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2021年11月12日 23時
