No.56 いつか絶対 ページ8
爆豪と焦凍はリカバリーガールの元へ
表彰式までの間の少しの時間
A組の席へ戻れば、真っ先に気付いたのはお茶子だった
お茶子「あ！今までどこにいたの？」
『見晴らしの良い場所で決勝見てた』
お茶子「そっか！」
お茶子は汚濁を知ってる
個性の強化形態ってことで話を通してる
爆豪との試合、決勝の話をしていれば、後ろから力強く背中を叩かれた
『っおい今の――「お前もすごかったな！A！」
振り向けば笑顔の切島がいた
思わず呆けていれば、他の奴等まで口々に「すごかった」と言ってくる
……え？何だこれ
緑谷「最後に見せた黒い痣？のようなものが個性の強化形態なんだね！
麗日さんに聞いたんだけど、それ使うと意識が飛ぶらしいね。
やっぱり強い個性にはそれなりのリスク……デメリットが必要なんだってわかったよ。
それにしてもAさんは戦い慣れしてるようだけど、やっぱり喧嘩とかで鍛えたの？
今までAさんが真面目に戦ってるとこ見たことなかったから、
今回の試合はとても良いものが見れたと僕は思うよ！
同じ重力でも麗日さんとはまた違った戦闘スタイル！とてもかっこよかったよ！！」
『そこまでな戦いしてないんだけどな』
芦戸「またまたー！Aの実力は皆知りたがってたからねー！」
蛙吹「とても強いのね。流石Aちゃんだわ」
『そうか…？』
八百万「しかし強化形態は奥の手と見ましたが、やはり相性の問題でしょうか？」
常闇「これと言った弱点もないからな。己のポテンシャルの高い方が有利になるのだろう」
上鳴「けどさ、あれ使いこなせたらもっと強くなるじゃん！」
『できなかったから負けたんだよ』
……吃驚した
予想外というか何と言うか
やっぱりヒーローを目指す上で、当たり前のことなんだろうか
もっと、こう……
お茶子「姉ちゃん。昔言ったこと、覚えてる？」
『…？』
あまりにも皆が褒めるので、少し離れていたら、笑顔のお茶子が隣に来る
お茶子「私の言ったこと本当になったね！」
『言ったこと？』
お茶子「"いつか絶対、私の他にもわかってくれる人がくる"」
『！』
驚いた顔の私を見て、お茶子はしてやったりとでも言うように笑った
『………ありがと』
私、良い奴らに恵まれたんだなぁ……
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1258人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イル - 中也って、銃弾も重力で止めて効かないから、ナイフとか物理攻撃効かないと思うんだけど…… (2020年6月23日 15時) (
レス) id: d450337b18 (このIDを非表示/違反報告)
パズル - 次が、気になります！更新頑張ってください (2017年9月10日 11時) (レス) id: 2ae03b731c (このIDを非表示/違反報告)
マーリン - 楽しみに待ちます！頑張ってください！ (2017年9月7日 20時) (レス) id: df7ca10867 (このIDを非表示/違反報告)
みゅな(プロフ) - 弱虫道化師さん» お返事ありがとうございますm(__)mこれからも、本編の方も番外編の方も更新楽しみにしています！！陰ながらではありますが、応援しています！！ (2017年9月3日 2時) (レス) id: 8e4bf58602 (このIDを非表示/違反報告)
弱虫道化師(プロフ) - みゅなさん» 番外編での話はifと捉えてください。わかりづらくて申し訳ありません。 (2017年9月2日 19時) (レス) id: 8f390e1034 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
