No.95 演習試験、開始 ページ47
時間がもったいないとのことで、すぐさま各々が学内バスに乗り込んだ
なんか全員から頑張れって言われた
手前らも頑張るんだよ
『暇』
織田「もう少しで着く」
『ここで説明しろよ』
織田「そうだな、それは合理的だ」
バスの中、お互いに真正面に座った
織田作は相澤先生のようなことを言って、試験の説明を始めた
織田「制限時間は30分。
お前はこのハンドカフスを俺に掛けるか、ステージから脱出すれば合格だ」
『なんだ。逃げてもいいんだな』
織田「あぁ。戦って勝つか、逃げて勝つかのどちらかだ」
『己の判断力が試されるってか』
織田「そうだ。教師は生徒を叩き潰す所存でいくと相澤が云っていた。つまり……」
『私も手前を敵そのものと考えればいいわけだ』
織田「流石だな」
『ハッ』
戦うか逃げるか。全ては己の判断次第
逃げる場合、機動力には自信はあるが、様々な面でわからないことがある
戦う場合、これは面倒くさい選択だ
こいつの異能力は簡単に云って未来予知
見れる範囲に限度はあるといってもなァ……
『(……面倒くせェ)』
相澤先生の言葉、生前の行動
織田作が只者じゃないのはなんとなくわかった
だからこそ、どうやって戦うか
織田「着いたぞ。降りよう」
『へーい……』
戦うステージは至って普通の街の中
だけどこの街並みはまるで……
織田「まるでヨコハマみたいだと思ったか」
『……そう思っただけだ』
織田「気分を悪くしたのなら謝ろう。というか、俺も在学中まったく同じことを思った」
『狙ってんのか？』
織田「さすがに違うだろう。だが、戦うにはもってこいだと思った」
どことなく、昔を懐かしむかのような表情になった
だけどすぐにいつもの顔に戻った
さてどうするか、と考えていれば、向こうがこんな提案をしてきた
織田「もうすぐで合図が出る。そしてもう一つ、付近にカメラが複数設置してある」
『手前……』
織田「こちらでの実力が見たい。そうだな、まずは手始めに――」
≪皆位置についたね。それじゃあ今から雄英高1年、期末テストを始めるよ！レディイイ――…≫
織田「そのカメラを壊してくれ」
≪ゴォ！！≫
瞬間、付近一帯がクレーターにより圧し潰された
･
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イル - 中也って、銃弾も重力で止めて効かないから、ナイフとか物理攻撃効かないと思うんだけど…… (2020年6月23日 15時) (
レス) id: d450337b18 (このIDを非表示/違反報告)
パズル - 次が、気になります！更新頑張ってください (2017年9月10日 11時) (レス) id: 2ae03b731c (このIDを非表示/違反報告)
マーリン - 楽しみに待ちます！頑張ってください！ (2017年9月7日 20時) (レス) id: df7ca10867 (このIDを非表示/違反報告)
みゅな(プロフ) - 弱虫道化師さん» お返事ありがとうございますm(__)mこれからも、本編の方も番外編の方も更新楽しみにしています！！陰ながらではありますが、応援しています！！ (2017年9月3日 2時) (レス) id: 8e4bf58602 (このIDを非表示/違反報告)
弱虫道化師(プロフ) - みゅなさん» 番外編での話はifと捉えてください。わかりづらくて申し訳ありません。 (2017年9月2日 19時) (レス) id: 8f390e1034 (このIDを非表示/違反報告)
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