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Emi side








「あの… エミちゃん…」


「あのね… うんと…」







気の弱い声で掛けてきたのは


マイエンジェル A








今日たまたま 学校も早く終わって


予定ないし エンジェルちゃんとデートしようって


思って連絡したけど


返信来なくて 心配になってたらこれ。









エミ「ん?どうした?」







落ち着いて言うけど 焦ってる私


私のAに何かあったの!?


とか思ってしまうのは 重症かて(笑)






何かを言い出そうとして

言いにくそうに詰まって



の繰り返し。






「あのね、今日朝連絡くれたことだけど…『Aちゃんおったぁ!』え、えええ!?」


エミ「え?A?大丈夫??」








せっかく話し始めて 朝の事って言ったのに


後ろからAに声かけた男の子め…!






って思ったけど、 平野の声に似てて焦る私


なわけないけど


んなわけあるか!! って思うけど


あの天使なAの事だもん


平野に目をつけられたか??









.









切れてしまった


通話終了 の画面を見つめて


すぐさま 堀越高校へ向かう。









エミ「平野? それとも佐藤?」


エミ「どっちにせよ 私のAだっつの!」








私の通う 女学園 からは近い堀越


早歩きで向かえば


もう帰りかけてる生徒ばかり。








エミ「A いない??」









あたり見回してみると たかいと








エミ「あの。Aって女の子知りませんか?」


海人「え、!?」







.





.









驚いた顔をした 海人くん(16)


彼もどうやら Aが気に入ったらしい。


話を聞くうちに やはりマイエンジェルAは


強かった。







海人「まさか、ほんとに勝利くんしかみてなかったなんて。」


エミ「まあまあそんな落ち込まない! Aが思うように佐藤くんに付いてってもらいたくてこうなったから!」


海人「エミちゃんも Aのこと大好きなんですね!!」


エミ「えへっ バレちゃったか」







2人で校内回ってみて


平野に電話したりする海人くん


Aに電話するわたし。


やっぱり2人でいるっぽくて


不安になるわたし。








エミ「わたし 平野担当なのね?
でも Aのが大事で心配なの。」






驚いた顔をした海人くん


あのね


わたしは そんな甘い気持ちで


Aを離したりしないから。







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サトウプリン(プロフ) - 廉愛さん» ありがとうございます(^O^) 頑張って更新しちゃいますよ〜 ! (2016年9月29日 20時) (レス) id: a630fa942b (このIDを非表示/違反報告)
廉愛 - とても面白いです!更新頑張ってください!! (2016年9月25日 17時) (レス) id: 366ccb4742 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サトウプリン | 作成日時:2016年8月12日 23時

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