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2年前。
You side
「はぁ お腹痛い 緊張するよぉ〜」
エミ「そんな緊張すんなって!」
エミ「自信もちな?アンタ すんごい可愛いから!」
「いやー、ただのブスが ちょいと清楚におめかしした所で 変わりないってぇ」
エミ「何を言ってる!
いつも構ってもらってるじゃん!」
「うぅ〜…」
エミ「ほら、行ってこい! 始まるよ?」
エミ「あんたの旦那が待ってるぞ!!」
「エミちゃん、カンペ任せろよぉぉ」
エミ「任せた!楽しんで!!」
そうやって 背中を押されて会場へと入る私。
そう
今日は 大好きなセクゾのコンサート。
私はセンターくんの 勝利くんが大好き。
ずっと 入所してから応援している。
ほんと 好き。
しかし今日は
なんと!!
アリーナ1列目 まさかの1列目
『最前』 当ててしまったわけだ。
緊張しかなくてもう なんか生きてない
呼吸何度もし忘れてる
生きてる実感 無し。
そんな中 親友のエミちゃんは
『わたしJrの平野担当だもん。セクゾに入れない』
なんて言って 私をひとりにした。
カンペを託して。
はぁ
その分 頑張らなきゃじゃんか。
エミちゃん、 勘弁してください…
.
.
.
パァンッ!
ぶぉおおおって感じで始まった コンサート。
目の前が暗くなり
目の前から飛び出す 人達。
「勝利くん…」
この声は どれだけ叫んでも
どれだけ思っても。
決して届くことのない
『思い』
それでも 私は
勝利くんのことが好きみたい。
離れられないの、
好きって気持ちが 増すばかり。
勝利「今日も盛り上がってこー!」
勝利「みんな愛してるかもねっ!フッ」
「「「ぎゃぁーーー!」」」
これが いつものコト。
そして
いつものコト ってものは 他にも。
毎回毎回 気づいてくれる
『団扇』
それは
私のことを覚えてる なんて捉えても
良いですか?
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サトウプリン(プロフ) - 廉愛さん» ありがとうございます(^O^) 頑張って更新しちゃいますよ〜 ! (2016年9月29日 20時) (レス) id: a630fa942b (このIDを非表示/違反報告)
廉愛 - とても面白いです!更新頑張ってください!! (2016年9月25日 17時) (レス) id: 366ccb4742 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サトウプリン | 作成日時:2016年8月12日 23時