その後。 ページ4
国｢体、辛くない？｣
持つからって言いながら私の腕からスポドリをとった英
後遺症が治ったあと私はすぐに部活に顔を出す様になった。
リハビリも兼ねてるはずなのにみんなが甲斐甲斐しく
私の手伝いをしてくれるから私はすることが無いなんて
ざらになってた。
｢ありがとう、でもリハビリになんないよ
みんな手伝ってくれて嬉しいんだけどね｣
国｢心配なんでしょ、Aのことが｣
英は以前より少しだけよく笑うようになった
怒ることも多くなったけど。
そして、呼び捨てになった。
みんなもそれは同じでよく笑って怒って泣いて。
ずっと前よりも仲良くなれた気もする。
国｢そんな事より、無理すんなって言ったじゃん
スポドリは重いんだから誰かに言えってば。
本調子でもないのに｣
｢もう大丈夫だってば！｣
岩｢そう言って昨日スポドリぶちまけたのは誰だ
甘えとけばいいんだよ、Aの特権だろ｣
お前だけのな、なんて優しく笑う一さんに
何も言い返せずにいると徹さんの休憩を知らせる
声が体育館に響く。
｢お疲れ様です！｣
そういえば、全員がありがとな。って言うから
つい嬉しくて顔がにやける。
花｢何にやけてんの？顔がブスになってんぞ〜｣
｢あ、貴大さんはスポドリいらないんですね〜｣
花｢うそうそ！うそだってば！可愛いよ！｣
｢どーだか？｣
花｢可愛いに決まってんだろ、俺の自慢のAなんだから｣
なんて貴大さんが言えばAは俺のなんでって
後ろから英に抱きしめられる。
とらねぇよ！って少し焦る貴大さんを一静さんたちは
大声で笑いながら見てる。
｢休憩中は休憩してくださーい！私は仕事してきます｣
そういって英の私を捉えてる腕を離す。
部室の掃除をしなくては、なんて考えながら部室へ足を
進めようとしたら、隣には何故か秀と一静さん。
｢…え？いやいや、何してるんすか、休憩して下さい｣
矢｢んー、次のメニュー俺入ってないから大丈夫｣
松｢俺も同じくー｣
思わずため息がこぼれる。
嬉しいよ、嬉しいけどさぁ。
私の仕事の半分以上を取られてる様な気がするよ…。
松｢したくてしてるんだから、気にすんな｣
そう言って大きな手で私の頭を撫でる。
大好きな撫で方。
英の撫で方も一さんの撫で方も好きだけど
一番好きなのは、一静さん、かなぁなんて。
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すず - めちゃくちゃ泣けました！素晴らしい作品をありがとうございます！！ (2018年8月21日 13時) (
レス) id: 7cb4aff4ff (このIDを非表示/違反報告)
めるめる - これからも頑張って下さい!! (2018年8月9日 21時) (レス) id: 6fd1c943e1 (このIDを非表示/違反報告)
めるめる - 少し見るのが遅れましたが、この作品に救われました。病んでばかりでしたが大好きな国見くんの感動する話を見てリスカ何て辞めよう私の事を大事に思ってる人達を大事にしようって思えるようになりました｡このような素敵なお話を書いてくださり有難う御座います感謝です (2018年8月9日 21時) (レス) id: 6fd1c943e1 (このIDを非表示/違反報告)
くに民＠あるみん(プロフ) - モミジさん» 今でもこの作品を読んでくださる方がいてとても嬉しいです( ´^o^` )有難うございます (2017年7月17日 5時) (レス) id: c4b4f7271f (このIDを非表示/違反報告)
くに民＠あるみん(プロフ) - 三毛猫どんぶり。さん» そんなことはありませんよ！2の方でもコメントありがとうございました。また同じような作品を書きたいのですがその時はお願いします。 (2017年7月17日 5時) (レス) id: c4b4f7271f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くに民@あるミン | 作成日時：2017年3月30日 1時
