【HQ自己満】トリップした先は宮城県立某烏野高等学校でした (ページ4)

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＃４　部活中ページ4

風雅「たっ、たのもー・・・」

ガララ、と重たい扉を開けて体育館を覗きこむ。

たしか、バレー部が練習していたのは第二体育館だったはず・・

不確かな記憶を頼りにして、第二体育館へとやってきた。

すると、どうやら当たっていたらしく、バレー部の皆さんがなんだなんだとこちらを見ていた。

萌「どっ、どうしよう風雅！影山とノヤが居る・・・！」

キラキラと目を輝かせる萌を横に、風雅は一つ深呼吸をして中へ足を踏み込んだ。

それについていくように、ふと我に帰った萌がついていく。

風雅「すいません、私達転校予定の生徒なんですが・・

部活、見学させていただいてもよろしいですか？」

萌「え？私達そんな予定な・・」

風雅「しっ、俺に任せて！」

唇に人差し指をトン、とあてて萌を黙らせる。

すると、主将の大地さんがこちらへと歩み寄って来た。

澤村「ん？入部希望か？」

風雅「まぁそんなもんです！まだ正式に入学はしてないんですがね。

今回は学校の下見ついでに部活の様子を見せていただこうと思いまして！」

説明をしていると、話の様子が気になったのか、スガさんもこちらへとやってきた。

菅原「大地、その子達何？」

萌「ぉおおおおスガさん・・・」

菅原「？」

風雅「ま、まぁまぁ！詳しいことはさておき！！見学させてください」

ﾆｺﾘと微笑むと、大地さんも「まぁ見学なら」ということで、此処に居ていいと言ってくれた。

スガさんもそれに賛成すると、「何かあったら言ってね！」と伝え練習へと戻って行った。

萌「す、凄いよ風雅・・・！」

風雅「っべーめっちゃ緊張したやべぇ大地さんかっけぇスガさん天使だったふぁああ！！」

萌「でも、私達ここに入学する予定ないよ・・？トリップしたばっかりだし」

風雅「大丈夫大丈夫！どうせ此処はトリップした時点で、

俺達がよく見る夢小説と同じような世界だから。なるようになる！！」

最初は萌も大丈夫かなぁ、と心配する様子を見せたが、練習を見始めると徐々にそのことも忘れ、

影山やノヤ・・烏野高校排球部の面々を観察しはじめるのだった。

～風雅room～
ナレーション多くてｻｰｾﾝ。
大丈夫、なるようになる＾ｐ＾