【HQ自己満】トリップした先は宮城県立某烏野高等学校でした

＃１６　忠告 ページ16

(風雅side)

風雅「大丈夫大丈夫、萌も一緒に行ける！！」

一瞬「萌と烏野に行けなかったら・・」と考えてしまったが、この世界でそれはない！！

そう信じ込んで明日の準備をしようとリュックに手を伸ばした時だった。


コンコン


風雅「？ はーい、どぞー！」

そう言ってドアを開けたのはなんと・・・・・・・・・・ツッキーだった。

月島「ねぇ幸村・・明日についてなんだけど」

風雅「あぁ、うん！！ 何？」

咄嗟に正座をしてしまった。かしこまりすぎだろ俺・・自分でもそう思うわ・・・

月島「明日から君、烏野来るんでしょ？」

風雅「うん、行くよ？」

月島「学校では僕に話かけないで。あと、僕等の関係について触れるようなことも言わないでね」

はい？

風雅「え？え？ 何で？？」

頭に疑問符ばかり浮かべていると、ツッキーは一つ溜息をついて話し始めた。

月島「僕は極力目立ちたくないの。転校生の君と同じ家に住んでるなんて・・

周りに知れたら質問とかめんどくさいでしょ？」

風雅「あ・・たしかに・・・」

それは一理あるな、と納得してしまった。

月島「だから、学校では他人の振りをして欲しいって話」

風雅「で、でも・・部活は？」

月島「え、何。もしかしてバレー部入るつもりなの？」

げっ・・と、眉をしかめながら言うツッキー。

そんなに俺にバレー部入って欲しくないの？！

風雅「当たり前！！ 折角こっちの世界にきたのに・・それは残酷すぎる！！やだ！！」

月島「・・何でそこまでして僕、というよりバレー部か。まぁ執着するワケ？

君、女子の方では身長あるほうだし、マネージャーより選手の方が向いてると思うけど？」

うん、それはよく言われるよ。でも・・・・でも・・・・！

風雅「たしかにそうかもしれないけど・・嫌だ！！俺ツッキー達の傍に居たい！！！」

って、何を口走ってるんだ俺は！！！！← あながち間違いじゃないけど！！！！←

月島「・・・・・・・・もういいよ。好きにすれば」

バタン、と扉の閉まる音。ツッキーはそう一言言い残して出ていってしまった。




〜風雅room〜
ツッキーのデレとかいつくるんだろうね、これ。

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