60*お泊りとお誘い ページ11
｢アキちゃん見たいよね。
美人なお姉さん！楽しみしかない。｣
食器洗いを終えたAはアキちゃんが迎えに来るからと帰り支度。
俺は興味本位で、３年の4人も見送りに外に出ていた。
ウキウキの及川さんと気にもとめず花巻さん達と話すAを横目にゆっくりと歩く。
正門のところには1台の車が止まっている。
｢A｣
聞こえた声は明らかに男で降りてきたのも爽やかな長身。
及川さんのがっかりした顔が面白くて写メを撮る。
｢明日もよろしく頼むな｣
｢はい、皆さんお疲れ様でした。｣
｢バイバイA｣
｢うん、バイバイ。
携帯ばっかりいじって夜更ししないようにね｣
挨拶をしてAは車で帰って行った。
正直アキちゃんって呼んでいたから俺も女の人だと思った。
｢もう！Aがアキちゃんなんて言うから女だって思うじゃん。｣
｢身長もあったから元バレー部とかじゃね？｣
｢親戚っていうより雰囲気似てるから兄貴かと思った。｣
松川さんの声に頷いた。Aと同じ髪色で兄妹でも通る。
思ったより若いけど、まぁ親戚なら問題も起こらないかな。
*
Aside
[調子は良い。Aも合宿がんばれ]
一言のメッセージが携帯に届いたのはお風呂を借りたあと。
飛雄は嘘とか隠し事はしないからきっと調子悪くない。それにひと安心した。
アキちゃんの家はまだ物が少なく、4月から一人暮らしをしたからなのだろう。
大学を出て仙台で就職。
｢A、何か飲む？｣
｢お茶もらうね。
…泊めてくれてありがとね。明日も泊めてもらうし、何かしてほしい事あったら言ってよ｣
この前会ったときに合宿の話をした。
そしたら｢女の子一人?!心配なんだけど！家に泊まりなよ｣なんて本当に心配されて…
｢マネージャー頑張ってきたんでしょ。
明日も早いんだからゆっくり休みな？｣
｢アキちゃんってモテるでしょ？｣
｢それがさっぱりなんだよ…｣
｢こんなに優しいのにね。｣
｢女運ないのかな…｣
ガチ凹みしてる…余計な事言ってしまったかな。
用意してくれた布団を敷いて寝る支度をしていれば再び携帯が震える。
差出人は潔子さん。
｢アキちゃん、月曜日仕事？｣
｢仕事だけど何かある？｣
｢烏野が音駒と練習試合するんだって。烏野体育館でやるらしく観戦出来るみたい。｣
｢音駒？！行きたかった…｣
潔子さんから練習試合観に来たら？と連絡を貰えた。
合宿も終わっているから行ける！
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lll - なんでセリフの、『うちのマネージャー』とかってセリフの『うち』を『家』にするんですか。 (2020年1月13日 0時) (
レス) id: a71a6c5cea (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - ふぃるさん» こんにちは。コメントありがとうございます！更新遅くてごめんなさい!!頑張るのでこれからもよろしくお願いします！ (2019年11月22日 7時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
ふぃる(プロフ) - とても面白いです！更新大変だと思いますが頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2019年11月21日 18時) (レス) id: 18bc544e11 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - LaLaさん» 初めまして!コメありがとうございます。ハイキュー初で更新緊張してますが頑張ります！ (2019年10月18日 21時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
LaLa(プロフ) - めっちゃめちゃこの話いいです！更新頑張ってください！ (2019年10月18日 7時) (レス) id: 753ee3afdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モカ
| 作成日時：2019年10月17日 0時
