50*キモチ確認 ページ1
2人がコンビニに行ってしまった為、先にお風呂に入っておくことにした。
全身洗い湯船で今日１日の疲れを癒やす。
潔子さんと遊んで、烏野高校にも行けて。
及川さんと３人でのご飯は予想外だったけど普通に楽しくて。
お風呂から上がれば、我が家の鍵を持っている飛雄がリビングにいて雑誌を手にぼけぇっとしていた。
｢おかえり。｣
｢おう。
アイス、冷蔵庫に入ってる。｣
｢うん、ありがと。｣
髪をタオルで拭きながら隣に座る。
なんと無く、様子がおかしいけど何も言わず隣でアイス食べてよ。
じーっと見ていれば不意にこちらを向いた飛雄と目が合う訳で、お互いじーっと見つめ合ったまま。
｢アイス、食べる？｣
差し出せば一口食べてむにむにと口を動かしている。なんかかわいい。
おもむろにコンビニ袋をガサガサしていて、取り出した物を見せられて思考が止まってしまう。
｢及川さんに買っておけって言われた。｣
ぶっきらぼうな言い方で何故か視線は外されてて、これを買ってきたから変な顔していたんだ…とか勝負下着じゃない！及川さんっ！！とか思考回路はぐだぐだしてしまう。
｢今すぐしてぇって言う訳では無くも無いが…｣
｢どっちよ、それ…｣
｢正直抱きてぇって思う時が多々ある。｣
｢…正直。｣
相変わらずの直球ストレートに顔が一気に赤くなるのが分かる…
私だってそう言う事を考えない訳でもないけど…無い、けど…
｢俺は経験ねぇから、やり方とかもよくわかんねぇ。だから勉強してイメトレして来るからもう少し待ってて欲しい。｣
｢イメトレって…
私も初めてだから怖い。
痛いって友達も言ってて不安だけど…私達のペースで進んでいけたらと思っています。｣
いつの間にか溶けていたアイスが手を伝って溢れていく。
慌ててティッシュを探すも手の届く範囲に無くて、飛雄に頼めば拭き取ってくれる。
小さい頃から同じスピードで成長して
隣には必ず飛雄がいて
一緒に居ることが当たり前で
気付けば幼馴染に恋してて
お互いの気持ちが同じで
今は恋人として隣にいる。
これから先、どうなるかなんて分からないけど
きっと隣にいるんだろうなと漠然と思う。
そうであって欲しいと願う。
｢飛雄。これからもよろしくお願いします｣
｢…？おなしゃーす？｣
精神的には近づいた気がした。
※続編です！評価つけてくださると嬉しいです!!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 664人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
lll - なんでセリフの、『うちのマネージャー』とかってセリフの『うち』を『家』にするんですか。 (2020年1月13日 0時) (
レス) id: a71a6c5cea (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - ふぃるさん» こんにちは。コメントありがとうございます！更新遅くてごめんなさい!!頑張るのでこれからもよろしくお願いします！ (2019年11月22日 7時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
ふぃる(プロフ) - とても面白いです！更新大変だと思いますが頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2019年11月21日 18時) (レス) id: 18bc544e11 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - LaLaさん» 初めまして!コメありがとうございます。ハイキュー初で更新緊張してますが頑張ります！ (2019年10月18日 21時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
LaLa(プロフ) - めっちゃめちゃこの話いいです！更新頑張ってください！ (2019年10月18日 7時) (レス) id: 753ee3afdd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：モカ
| 作成日時：2019年10月17日 0時
