00*プロローグ ページ1
高校最初の土曜日 烏野高校の体育館。
3対3を終え、顧問の武田先生のおかげで青葉城西との練習試合も決まった。
一年生を迎えての新生烏野高校の練習はハードなものになっていたが、バレーバカばかりが集まるこの場にとっては有意義なものと言えるだろう。
練習を終え、各自が部室で着替えをしていた。
日向、影山、月島、山口は間隔は空いているものの近くと言える距離におり
月島が影山を煽り、影山もそれに食いつく。
｢つ、ツッキー。
そう言えばこの前の女の子どうしたの？｣
部員の中の悪さを気にした山口は話題を変えようと口を開けば、あからさまに面倒臭いと言った表情で月島は溜め息を吐く。
｢知らない人だし断ったけど。｣
｢そっか、可愛い子だったのに勿体ないな…｣
｢なんの話？｣
｢ツッキーがねまた女の子に告白されたんだよ！｣
何故か得意げな山口だけど、彼が月島シンパなのは全員が周知済み。
そこに｢なんだなんだ｣と田中も混ざるから月島は更に面倒くさそうに顔をしかめていた。
「いいなー！俺も告白されてみたいな！
なぁ、影山！」
「あ？んなもん興味ねぇよ」
「影山君…モテないからって強がっちゃって〜」
からかう日向を気にもせず貰ったばかりの新しいジャージを影山は畳んでいた。
これみよがしに月島も煽るような口調で続くも全く気にせず、バレーにしか興味がないからだとそこに集まっていた一同が考えを落ち着かせようとした時
「付き合ってる奴いるから、他の女に告白されても無意味だろ。」
こともなげに言ってのけた影山に部室にいた澤村、菅原までもが言葉を失っていた…のは一瞬で田中、日向が叫びだす。
「影山聞いてねぇぞ！
なに一人で抜け駆けしてんだよ！」
「そーだ、ぞーだ！」
「は？え？いや、聞かれてないんで言ってないス。」
「影山と付き合える子って逆に気になるけど」
「性格の悪い影山君と付き合ってくれる子って…
夢でも見てんじゃないの？」
日向の顔面を掴みながらうるせぇボケェと影山は言っていて、嘘は付いていない様子に月島と山口は驚きつつ様子をうかがっていた
バレーにしか興味がないと思っていた男に恋人がいた
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猫 - 影山甘い感じで可愛い！ (2022年3月29日 20時) (
レス) @page3 id: 79f191be12 (このIDを非表示/違反報告)
牛乳パン - 飛雄ちゃん可愛いです。及川さん・・・ちょっと悲しいポジションですね。 (2020年3月26日 15時) (レス) id: a04b03fa67 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - (名前)さん» 初めまして！コメントもらえて凄く嬉しいです♪甘々の影山君をもっと書けるように頑張ります！ (2019年10月2日 14時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - はじめまして！甘々の影山最高です。更新待ってます！ (2019年10月2日 12時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モカ
| 作成日時：2019年9月27日 19時
