36話 ページ38
3人でお酒を飲んで
色々と女子会が盛り上がって
気づいたら11時を過ぎてた
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
谷地「日向かも!!」
潔子「出てもらっていい?」
谷地「もちろんです」
仁花ちゃんが玄関に行って
私と潔子ちゃん二人きり
潔子「Aちゃん大丈夫?」
『大丈夫だよ〜』
潔子「酔ってるよね……」
『久しぶりだったから、』
潔子「そうね、」
『なんか、すごい縁だよねぇ』
潔子「え？」
『高校時代はライバルだったのに
今じゃ東京で女子会なんて笑』
潔子「確かに…」
『…私ばかり幸せでいいのかな』
潔子「え？」
『徹にいつも貰ってばっかりで
私なにも返せてないや』
潔子「…」
「なーに言ってんの」
『え、』
及川「も〜呑みすぎ！」
潔子「及川くん、」
及川「マネちゃん久しぶり〜！」
潔子「なんでいるの?」
仁花「日向と会って来たらしいです!」
日向「こんばんはー！！」
及川「そういうこと
A、帰るよ〜?」
『んぅ、』
及川「ごめんね〜潔子ちゃん」
潔子「い、いえ…」
日向「ご、ご結婚おめでとうございます」
及川「ありがとうね〜」
『徹、』
及川「なぁに？」
『ごめんね…』
及川「どうしたのさ〜笑」
徹は私のことを姫抱きにして
持ち上げた
仁花ちゃんと日向くんが
顔を真っ赤にしている
及川「俺たちは帰るね〜」
日向「き、気をつけて!!」
及川「そんな緊張しないでよ笑」
潔子「まって、及川くん」
及川「ん？」
潔子「不安にさせないでよ」
及川「…分かってるよ」
及川「Aは俺が一生かけて幸せにするって誓ったからね、」
潔子「なら、いいわ」
及川「それじゃ、またね」
〜及川目線〜
今にも眠そうな彼女を
車の助っ席に乗せて
家まで走らせる
不安なのは俺も一緒だよ
Aを幸せにできるのか
笑わせてあげられるのか
「似たもの同士…か」
中学の頃からの仲で
高校では部活で支えてくれて
大学は離れたけど
それでも一緒にいてくれた
Aを不安にさせるくらい
俺はまだ成長してないってことだ
「幸せになってもいいんだよ」
赤信号で止まってる最中
Aの髪の毛をそっと撫でる
「俺が幸せにさせる」
俺は今までたくさんの幸せを
Aにもらってきたから
今度は俺の番だよ
同じ高校に来てくれてありがとう。
ずっと傍にいてくれてありがとう
「…愛してる」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月葉 - 良い話でした！感動しました。続き楽しみにしてます！ (2019年5月31日 19時) (
レス) id: 57a5b27832 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー！！ファンの1人 - 良い作品です( ；∀；) 続き楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2019年5月30日 18時) (レス) id: 6aec2188c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜桜 | 作成日時：2019年2月10日 21時
