31話 ページ32
及川と岩泉とは
中学の頃からの仲だった
気軽に話せるし
クラスで1番仲良かったと思う
中学はマネージャー制度がなく
私は女子バレーボール部だった
男子と女子で体育館を半分にして
使用してたからよく男バレを
見る機会があって
すごく目を奪われたって言うのかな
汗を流して練習する2人が
かっこよく見えて。
3年の部活引退で
白鳥沢から推薦が来ていた
念願の白鳥沢に入れるって
思ったけど
及川と岩泉が青葉城西に
行くって聞いて
白鳥沢断って青葉城西に入った
なんで?って聞かれたら
迷わず答えるだろう
「目を奪われた」って
自分の競技バレーを失っても
彼らのバレーを見たいって
思うようになったからだ
及川と岩泉には反対されたけどね
反対押し切って青葉城西へ入学
彼らの支えになりたいと思って
マネージャーを志望した
そんなこともあったなーって
今は懐かしく思う。
及川徹。
及川のことは男友達として
大好きだった
だけどいつの間にか
恋愛感情として見るようになって
及川は基本的に
女の子は好きだけど
本気にはならない
本気で好きになったことない
そう言っていた。
最低クズ野郎だとか思ったけどね
なら私のこの恋は
ずっと心に秘めておこう
そう誓って過ごしていた
岩泉も黙ってそれを見ていた
1年の後半くらいに
及川に呼び出された__
みたいな青春はなく
岩泉が学校休んだ時に
2人でご飯食べてたら
「Aのこと好きだよ」
って言われて
及川いわく
「初めて自分から好きになった子」
「自分から告白するの初めて」
蓋をしていた恋心が溢れた
そんな比喩表現するくらい
『私も及川のこと好きだよ』
「徹って読んでよー」
『…と、、徹……』
「可愛すぎ」
及川は頬を赤らめて
私の頭を撫でてくれた
後日岩泉に伝えると
「やっとくっ付いたか、」って
及川は基本的に
「Aが望むまでキスはしない」
とか謎の紳士を振りかざして
付き合ってから
1ヶ月キスは愚か手を繋ぐことも
全くと言っていいほどなかった
ホワイトデーの日に
2人でお出かけして
その帰りに私が思わず
『キス…しませんか?』
とか言ったから及川びっくりして
私が恥ずかしくて逃げようとしたら
「だーめ。」
なんて言って
そのままキスをした
そんな思い出もありましたね
それからずっと続いてる
これからも一生に居たいな
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月葉 - 良い話でした!感動しました。続き楽しみにしてます! (2019年5月31日 19時) (レス) id: 57a5b27832 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー!!ファンの1人 - 良い作品です( ;∀;) 続き楽しみにしてます!頑張ってください!! (2019年5月30日 18時) (レス) id: 6aec2188c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜 | 作成日時:2019年2月10日 21時