青葉城西のマネージャーは

27話 ページ28

まずは
矢巾秀から及川徹へ。



矢巾「俺は新主将として及川さんみたいにチームを上手くまとめられるか分かりません。でも絶対に来年は連れていくことの出来なかった全国という舞台へいきます。…ありがとうございました」



及川は泣きそうになっている矢巾の
頭を撫でて微笑んだ




次に
金田一から松川へ。



金田一「俺は松川先輩みたいに冷静に判断できる選手になりたいっす。失敗した時に励ましてくれる先輩の強い背中を忘れません!!ありがとうございました!!」



松川は口角をあげて
小さい声で「おう」と言った




続いて
国見から花巻へ。



国見「花巻先輩の1本で救われる試合がたくさんありました。明るくて俺たちに気軽に話しかけてくれる先輩が頼もしかったです。ありがとうございました」



花巻は国見の頭を
わしゃわしゃと撫でた



続いて
京谷から岩泉へ


京谷「俺は岩泉さんみたいな力強いスパイクが打てるエースになりてぇ」


その一言だけの言葉に
岩泉は嬉しそうに笑った




次に
渡から湯田へ


渡「湯田先輩は俺たちにすごく優しくて自主練にも付き合ってくれ、相談にも乗ってくれました。湯田先輩の応援は誰よりも聞こえてました、ありがとうございました!」



湯田はすでに号泣していた
そして渡に抱きついていた



最後に
新山ちゃんから私へ


新山「私は先輩みたいに明るい性格でもないしキビキビ動けるような人ではないけど精一杯頑張ります!!先輩が「新山すごいね」って言ってくれるようになります！ありがとうございました！！」



新山ちゃんの頭を撫でて
私は「うん！」と言った




みんなが一言ずつ言い終え
泣いてる者もいた


次は私たちが
貴方達に伝える番です

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