青葉城西のマネージャーは

10話 ページ11

そんなかんだで
青城男バレ合宿が始まった



集合時間は朝の5時
うーん早い
眠たいよ…



岩泉「眠そうだな」
『岩ちゃん…眠い』
岩泉「寝るのはバスの中だ」
『うん…』



国見ちゃんも眠たそう
目が開いてない国見ちゃんも
可愛いな。



及川「おっはよー」
「「「おはようございます！」」」
及川「今日から2泊3日の合宿だよ」



3年は最後の合宿
今年こそ全国行くために
この合宿は力を入れないといけない

及川がある程度説明をして
岩ちゃんが補足をする

主将と副主将のチームワーク
普段はウザイ及川も
部活のことになると真剣



及川「そんな感じでおーけー？」
「「「はい！！」」」
及川「ってことで」



及川がこちらを見た
毎年恒例の私の出番



『はーい』
及川「お願いね」



あまり長くは言わないけど
この合宿は春高予選会に
近いこともあって緊張感もあると思う

3年生は最後だから
私はみんなをサポートすることしか
それだけしかできないけど
できることは全部するよ

青葉城西高校男子バレー部は
"強い"から。

春高予選会でコートを制すのは
青葉城西だから。
みんなでやろうね



「「「はい！！/ウス！！」」」

及川「Aからのありがたい言葉」
岩泉「ちゃんと胸に刻めよ」

「「「はい！！」」」



私はこの部活を支えることしか
やれることはない
ドリンクを作ったり
タオルを洗濯したり
記録を書くことしかできないけど
それでも______



花巻「俺たちが最強の選手なら」
松川「Aは最強のマネージャー」
湯田「Aがいるから頑張れる」



3年生「「「大切な部員だよ」」」



ああ…
やめてよ、泣いちゃう
私は部員に支えられてる
だから部員を支えられる



及川「A泣いてる!?」
岩泉「まだ泣くのは早えーよ」
『そうだね…』



松川「おーっし合宿行くぞ」
花巻「荷物詰め込めーお前ら」



及川、岩泉、花巻、
松川、湯田っち

本当に最高だよ

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