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時々、おばあちゃんに助けられながら

幼い妹と一緒に過ごす宮城にも慣れてきた頃だ。



相変わらず忙しいお父さんは中々帰ってこないし

家に呼ぶような友達もいないから

無駄に広い一軒家に二人きりは少しだけ寂しいけど。





「ナイッサー!影山!」

「あざす!」





今日も、部活が終わったらすぐに保育園にお迎え

その後はおばあちゃんに妹を預けて、バイト


時間大丈夫かな、自主練手伝えそうにないな…





「危ないっ!」

『っわ、ごめんなさい』





ダメだ、ぼーっとしてた。

徐々に疲れが溜まっていく感じ、

最近ちゃんと寝れてないから。





「ごめん、大丈夫だった?」

『大丈夫です!ぼーっとしてました、ごめんなさい』


「最近多いぞー、気をつけろ」

『はい!すみません!』





今日も妹は夜泣きするんだろうか、ちょっと憂鬱。

そんなこと言ってられないけど。



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作者名:てん | 作成日時:2021年1月1日 18時

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