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ハイキュー!!の日スペシャル.3* ページ23

何事も無く翌日。

澤村はいつもの通り朝練に向かっていた。

やはり相当疲れが溜まっていたようで、いつもより長く寝たにも関わらず、まだ眠気が取れない。

学校に着くと、バレー部の体育館に明かりがついているのが見えた。ボールの音も聞こえる。

やっぱり一番乗りは日向と影山か。そう思いながら扉を開けた。


「大地さんおはようございます!」

「おはザッス」


挨拶したのは先に日向、後に影山。


そう思いたかった。


だが違ったのだ。

神妙で冷静にしている、頭脳派っぽいオーラを出しているのが日向。


「あの、これからレシーブ練やるんで、差し支え無ければ一緒にお願いできませんか」


差し支え無ければ、なんていつもの日向なら考えられない言葉選びだ。そしてきちんと敬語が成り立っている。

そして、無駄に爽やかな笑顔で周りには風がそよいでそうな雰囲気なのが、影山だった。


「大地さん。いい天気ですね。今日も練習お願いします!」


あの笑顔になるだけで周りが凍りつく影山は何処に行ったのやら。ニコニコと気持ちのいい笑顔の筈が、違和感しか覚えない。


「これは、どう反応すれば······──」

「大地!!」


振り向くと、扉の入口には菅原と東峰が息を切らして立っていた。


「どうしたんだ、スガ、旭。そんなに慌てて──」

「月島が!」

「え!?」

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凩奏詠(プロフ) - 萌音さん» やっぱり分かりますか。書いた当時にハマってたのでつい書きたくなりました(^^;コメントありがとうございました! (2016年11月3日 16時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
萌音 - ノーフィクションってロストワン(~_~;) (2016年11月3日 16時) (レス) id: ef4590e231 (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - つぶ@しょくださん» コメントありがとうございます!やっぱり結構あれ有名なんですね(笑) (2016年8月19日 22時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
つぶ@しょくだ(プロフ) - ノーフィクションの元ネタわかりまーす! (2016年8月19日 22時) (レス) id: e47703b2f3 (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - 蒼月 英@桜月は一生俺の彼女。さん» コメントありがとうございます!神なんてそんな!本当の神様に申し訳ないですorzそしてそう言ってくださった貴方が神様ですよ(*^ω^*)不定期ですが、更新頑張ります! (2016年8月18日 15時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凩奏詠 | 作成日時:2016年4月6日 17時

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