検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:28,373 hit

百味ビーンズ(烏野1年).1 ページ1

「ねえ皆〜」


Aはそう言って烏野高校バレー部の1年生を呼び出した。


「何〜?A」


無駄にニヤニヤした顔で、Aは自分の後ろに何かを隠している。


「いや、明らかに何かあるデショ」

「Aちゃんそれ何?」


ふふーん、と鼻を鳴らして隠していたものを取り出した。


♪テッテテテッテーテッテテテッテーテー

「ひゃーくーみービーンズー」


どこかで聴いたことあるような青いタヌキのテーマ歌いながら取り出す。


「ドラ○もんかよ」

「それ、百味ビーンズ?」

「そう言えばAちゃん、行ってきたんだっけ」

「そう!だから、」


Aはフッフッフッ、と黒い笑顔を浮かべ、


「皆に食べさせようと思って〜」


机に敷いたティッシュの上にジャラジャラと例のブツを取り出した。

ほとんど毒々しい色の物ばかり。


「うわぁ、絶対マズイ······」

「そうだねツッキー······」

「ねぇA、これ何味!?」

「皆が一斉に食べてから公表するよ!」


さあさあ目を瞑ってー、とAは他の5人に催促する。


「おいちょっと待て、お前は食わねえのかよ」

「私は家で食べたから!」


早く食べなさいよー、とさらに催促され、渋々食べることにした(日向を除いて)。

何故か山口が号令をかけた。


「逝くよー、せーのっ」

「いやいや、漢字違うし!」


Aが咄嗟にツッコミを入れたと同時に、5人の口の中にビーンズが投入された。

百味ビーンズ(烏野1年).2→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

凩奏詠(プロフ) - 萌音さん» やっぱり分かりますか。書いた当時にハマってたのでつい書きたくなりました(^^;コメントありがとうございました! (2016年11月3日 16時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
萌音 - ノーフィクションってロストワン(~_~;) (2016年11月3日 16時) (レス) id: ef4590e231 (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - つぶ@しょくださん» コメントありがとうございます!やっぱり結構あれ有名なんですね(笑) (2016年8月19日 22時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
つぶ@しょくだ(プロフ) - ノーフィクションの元ネタわかりまーす! (2016年8月19日 22時) (レス) id: e47703b2f3 (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - 蒼月 英@桜月は一生俺の彼女。さん» コメントありがとうございます!神なんてそんな!本当の神様に申し訳ないですorzそしてそう言ってくださった貴方が神様ですよ(*^ω^*)不定期ですが、更新頑張ります! (2016年8月18日 15時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:凩奏詠 | 作成日時:2016年4月6日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。