【HQ】不清潔【男主】

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？？「A！！早く部活行くぞ！！」

？？「俺らを置いてくな〜、行き先同じなんだからさぁ」

？？「あ、俺今日日直だった」







は？

なんで、どうしてお前らが…

いや、なんで俺は部活に行こうとしてる？

そもそも制服は…？


あ、そうかこれ







貴方「…ん…？」


？？「あ…」







夢か



…？

は？



宙に浮いた自分の身体

肩と脚に感じる人の手の感触

身体の側面から感じる


自分じゃない人の体温



そして気が付く









他人が俺に触ってる









貴方「ぁだッ！」

？？「ちょ、ちょっと」








身の毛がよだつ感覚に思わず身体が抵抗して

そのままバランスを崩し尻から落ちた

しかも結構な高さから


骨がズキズキと痛む

いいや、そんなことより







？？「…あの」







こいつは誰だ

見たことない

だから知り合いじゃない

その前にこの学校に知り合いなんてもの居ない

じゃあこいつはなんなんだ？


というか俺は何してたんだっけ…？








？？「階段の所に貴方が居て…それで」


貴方「…あぁ…」








そうか、俺バレー部入るんだ

んで寝てたんだ

思い出した



見た所190cmありそうな背丈に

薄い色素からか金髪

不良かよとか思ったけど俺もだったわ


上履きの色や喋り方からしてこいつは1年

ただ




こんなに長々話してられない

もう限界だ







貴方「悪いな、心配いらないから。じゃ」







これ以上話していたら震えてしまう

正気じゃ居られない

知らない奴に弱い所なんて


死んでも見られたくない







？？「ちょ！」







戸惑った声を無視して来たであろう道を戻る

その足取りは







貴方「…っ」







震える足のせいでおぼつかない

壁を伝う手段もあるけれど汚い、触りたくない

だから


自分の力で歩かなきゃ駄目なんだ


今も









.









これからも

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