番外編 "繋がる想い" �� ページ24
▷ 陸久 side
俺の名前は澤村陸久。
今日は、待ちに待った高校の入学式…！！
『うぉぉぉお、これが烏野高校…っ！！』
A｢いや、そんなに感動しなくても……どこにでもある普通の高校でしょ｣
大地｢そうだな…白鳥沢とか青城の方がでかかったよな〜｣
なんて呑気に話している俺の父さんと母さんは、この高校で出会い、そして結婚した。
当時、父さんは男子バレーボール部のキャプテン。
そして、母さんは学校で有名な高身長イケメンマネージャーで有名だったらしい。
俺もここで青春するって決めてたから、今日が待ち遠しくて待ち遠しくて！
父さんと母さんみたいに運命の人とも出会って…！！
あと、もちろんバレーも！！
バレー始めた頃からずっと、高校はここだって考えてたもん！！
………でも。
じぃ、っと俺は父さんと母さんを見上げる。
2人とも背は高い。
警察官になった5つ上の姉貴も、大学1年の3つ上の兄貴だって、170は超えている。
……なのに何で、俺はこんなにチビなんだろう。
『俺はたったの162センチ…』
大地｢…陸久｣
『何、父さ…って、ぅわっ！！きゅ、急に何！？』
グリッと父さんが俺の肩に手を回し、頭をわしゃわしゃと撫で始める。
せっかく髪の毛セットしたのに！！と思いつつ、父さんを見上げると、父さんはニカッと笑った。
………？
A｢陸久、日向、知ってるよね？｣
『翔陽くん？うん、そりゃ翔陽くんは、ちっさい頃からバレー教えてくれてたし、日本を代表する選手だし！！』
大地｢日向も、お前と同じ162センチだったんだぞ？｣
『え…？』
A｢四捨五入して163って言い張ってたけどね笑｣
大地｢そうだったな笑｣
懐かしそうに笑い合う両親に俺はビックリする。
だって俺の知ってる翔陽くんは、170センチは超えてて、それに…凄く大きく見えるから。
母さんは、父さんと一緒になって俺の頭を撫でる。
大地｢陸久、小さくたって飛べるんだよ。どんな高い壁があったとしても、きっと、出来る｣
『父さん…』
A｢私は陸久が、大地さんや日向達が立ったあのオレンジコートに立つ姿が見えるよ｣
だから、誰よりも高く飛べ、そう言って母さんは満面の笑みで笑った。
大地｢すぐ成長期来るだろうしな笑｣
A｢そーそーすぐ私なんか超えるって｣
『うぅ…170の壁って結構でかいんだけど！？』
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ひよ(プロフ) - 最高でした､､､！番外編見てて幸せでした､､､！！！ (9月24日 21時) (
レス) @page36 id: 477ea6ec3d (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - 凄くいい作品でした！こう・・・胸の辺りがぐわぁって熱くなるのがわかりました！素晴らしい作品を書いて頂きありがとうございます！これからも応援してます！頑張ってください！ (2020年10月25日 23時) (レス) id: be82674743 (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - Latteさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけていたようで何よりです笑笑ありがとうございました(≧∇≦)/ (2020年7月17日 22時) (レス) id: 45bc59818c (このIDを非表示/違反報告)
Latte(プロフ) - 毎日の楽しみでした！ホントに面白いし、ストーリー性も好きです。素晴らしい作品をありがとうございました (2020年7月17日 21時) (レス) id: 967dd88e76 (このIDを非表示/違反報告)
凪 - リクエストに答えてくださりありがとうございまた！ (2020年7月17日 18時) (レス) id: 2e6c097ff9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiba
| 作成日時：2020年7月12日 11時
