イケメンマネージャーは男前。【HQ】

7 ちゃんと協力して戦えるって証明します！ ページ8

澤村｢よし、今日はここまで！片付けしろー｣

｢｢お疲れした！！｣｣



主将の号令とともに練習が終わり、片付けが始まる。

私も清水先輩と一緒にボールを片付けたり、ネットを畳んだりする。


その時、体育館の入口から大きな声がし、入口を振り返る。



日向/影山｢｢ちゃんと協力して戦えるって証明します！！！｣｣




その声の主は日向と影山だった。

…そう言えばあいつら外に出されたままだったな。



澤村先輩は腕を組み、少し悩んだような素振りを見せた。




澤村｢……負けたら？｣


日向｢うっ｣

影山｢どんな罰でも受けます｣


澤村｢……ふーーーん…丁度良いや。お前らの他に数人1年が入る予定なんだ。そいつらと3対3で試合をやってもらおうか｣



他にも1年がいるのか、と思いながら倉庫にネットやらを仕舞いに行く。

倉庫から出てくると、澤村先輩が試合の日にちを土曜日だと伝えている所だった。





…あ、澤村先輩、目が死んでる。




バチッと目が合うと、にこっと笑いかけられる。




え…何あの切り替えの早さ。


そしてそのまま私の方に歩いてきて、背中を押される。



『えっと、澤村先輩？』

澤村｢さ、帰るぞ。もう遅いから送ってやる｣

『え。良いですよ、1人で帰れます』

澤村｢いいからいいから。送ってくよ、遠慮しないで。家どの辺？｣

『あー泉館中の近くで』

澤村｢え！もしかして、泉館中出身？｣

『はい』

澤村｢俺も！｣

『え、そうなんですか！？』







縁下｢…随分とあのイケメンマネージャー候補のこと気に入ったみたいですね｣

菅原｢みたいだね｣

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