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33 大魔王サマがウザイ ページ34

及川さんが私の名前を叫びながら走ってくるのが見えた私は、1番大きい月島の背中に隠れる。



月島「え。何で僕なの」

『1番大きいから。お願い隠して。あの人しつこくてウザイ。次しつこくされたらキレる自信しかない』

月島「………ふぅん」




だがそんな私の願いも叶わず、いつの間にか私の後ろに回っていた及川さんに抱きしめられる。





『ひっ!!』

月島「…いつの間に」


及川「んぁぁあ!Aちゃんだ〜!!この前は刺激的な体験をありがとう!!すごくゾクゾクしたよ!!」

『は?誤解を生む発言しないでください!っていうか離してください!!』



ぶんっと及川さんを振り切って私は走り出す。




及川「うわぁ!何で逃げるの!?」

『逃げますよ!変人ですから!』

及川「あ、待ってよ!!」





及川さんに捕まるギリギリで私はとある人に抱きつく。




『澤村先輩!』

澤村「え!?お、俺!?んぐっ!!」



私はスっと澤村先輩の背中に隠れると、サッと周りを固めるように菅原先輩と影山が立ちはだかった。



及川「ちょーっとAちゃんと喋りたいだけ、なんだけどなぁ」

澤村「ははは…Aは嫌だと言ってるので無理だ」

菅原「Aはウチのマネージャーだからな」

影山「……」


及川「あれ、やっほ〜トビオちゃん、久しぶり!てか、いつからそんなに…俺に反抗的になったの?」

影山「…Aは烏野のマネージャーです」

及川「……生意気だねぇ」






「コルァ、及川!!早くこっちにこんか!!」


及川「おっと、呼び出しかかっちゃった…」





青城の監督の声が響き、及川さんが困ったように笑う。





及川「じゃあね、Aちゃん。続きは試合が終わったあとね」

『二度と話したくない』

及川「あはははっ!!そう来ると思ったよ!くぅぅ、たまんないなぁ」

『キモイ…気持ち悪い』






日向「…Aの目が死んでるっ!?」

月島「余程嫌いみたいだね」

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ゆにぃ(プロフ) - 夢主ちゃんと私の誕生日が全く同じで運命を感じました笑 (2021年1月13日 1時) (レス) id: db3ddbd843 (このIDを非表示/違反報告)
のん - とてもおもしろいです、更新楽しみしてます (2020年7月2日 18時) (レス) id: 53c650bd15 (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - ナナさん» ナナさんコメントありがとうございます!頑張りますので楽しみにしててくださいねd(^_^o) (2020年6月26日 1時) (レス) id: 45bc59818c (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 夢小説で剣道設定ってあまり見なくて、現剣道経験者からしたらすごく嬉しいですっ更新頑張って下さい (2020年6月25日 23時) (レス) id: a97c2b272e (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - ふぇいさん» ふぇいさんありがとうございます!!更新頑張るのでこれからも見てくださいね(≧∇≦)/ (2020年6月25日 13時) (レス) id: 45bc59818c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shiba | 作成日時:2020年6月21日 12時

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