今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:9,088 hit
小|中|大
sweet tear…06 ページ7
「影山行ったぞ」
「うん」
抱きしめていた腕をはずすと
すっとAは離れた
そしてくるっと前を向いた。
………本当、憎たらしいほど前を向くよね
ずっと影山を追いかけて
フられたら、立ち直るために前を向いて
…ちょっとはこっちを見ろっての。
「A」
「ん、なに?」
「俺、Aのこと
結構前から好きなんだけど」
歩きだしたAがまた立ち止まった。
「でも、私「知ってる」
何年、片想いしてると思ってんの
「早く、こっちも見ろよばーか」
「うるさい、ばーか」
なんだ、言い返す気力あるじゃん
とか思っていたら
“あきら”と名前を呼ばれた。
「なに?」
「ありがとう」
そう言って微笑んだ
A、
「俺、待ってるから」
なんて言った俺も______
笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
11人がお気に入り
「ハイキュー」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おと〜ふ。 | 作成日時:2016年12月18日 1時