【ハイキュー!!】僕等はきっと夢を見る【短編集】

振り回してたのは【及川徹】綺希様リク ページ2

「お、及川先輩」

「及川じゃなくて徹でしょ?」


「…とｯ、とぉ…る先輩…」

「良くできました」



俺がAちゃんの額にキスを落とすと顔を真っ赤にさせる彼女を後ろから抱え込んで抱き締めると岩ちゃんの罵声が聞こえた気がした



「離して下さい…ｯ」


「やーだ。俺はこーしてたいの」


「部活中ですよ…!」



Aちゃんはもがいて俺から逃げようとする
こんなとこもホント可愛い

Aちゃんの耳にキスをしてみると彼女は身体をピクリとさせた


「耳、弱いよね」


「そんなこと無いです」


「ホントに?じゃあ、もっとやっちゃおっかな」



俺はAちゃんの耳にキスをする



「…ｯ」



Aちゃんはぎゅっと目を瞑って堪えてる

可愛い過ぎるよ
ホント、そそられる


「徹先輩ｯ…!」


「なあに?」


Aちゃんに呼ばれ、彼女の顔を覗き込むと同時に唇に当たる暖かいもの



「やられっぱなしは嫌なので…!!」


顔を真っ赤にしたAちゃんは俺の腕からするりと抜け出していった



「…反則だよ」

君は、どれだけ俺を夢中にさせるんだ――

「…いい加減にしろ、この糞川ｯ!」

「痛いｯ!」


…幸福な余韻に浸かる間もなく岩ちゃんの回し蹴りが俺に炸裂したのは言うまでもない

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